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美術館のBGM [Ambient Music]

大型連休もあと一日になってしまった。
色々とやるべき事があったのだが、気が付けば何にもやってない。
いつもの事だが有意義な休みが過ごせなかったのか・・・・・

いやいや、遠出をしていた。
足立美術館に行ったではないか!
よかった、よかった。一応、観光もしているではないか!

足立美術館といえば、庭園!
横山大観などのコレクションでも有名であるが、正直言うとあの庭園が一番の目的である。
米国の庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」2003年、2004年に2005年と3年連続で「庭園日本一」に選ばれいるそうな。
「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」がどの程度権威のある専門誌かは知らないが、やはり3年連続日本一とは凄い事である。

来館している人々を見ていても7割以上は美術品よりも庭園を鑑賞しているみたいだ。


しかし島根の片田舎(失礼)によくもこのような美術館を作ったものである。
これだけ有名なのだから、観光客目当てのお店もたくさんあるのが普通だが、食事をする場所を探さなければならないほど、何も無い。

美術館に行くといつも思うのが、なぜBGMを効果的に活用しないのだろうか?ということである。
美術品を鑑賞するのにBGMなんかうるさい!不要だ!って言われればしょうがないが。

スーパーでながれているカラオケBGMなんかでは全く不要だが、BGMの作品によってはかなり効果があるのではないだろうか。

例えば足立美術館には魯山人の作品を集めた、北大路魯山人室がある。
ここでは魯山人の料亭といったものも再現されている。
この北大路魯山人室にはブライアンイーノの「ザ・プラトウ・オブ・ミラー」をながせば魯山人の雰囲気にかなり合うのではないか!
「ザ・プラトウ・オブ・ミラー」はハロルドバッドのピアノが幻想的な本当に美しいアルバムである。
イーノの音楽はただの環境音楽とは異なり主張が強いので芸術性も高いのである。
また、イーノの音は全てを吸収する。
イーノの音楽を聴いている時に、外部から聞こえてくる水の流れる音や子供達のワイワイと遊んでいる声が混じっても不思議と全て吸収して自然にイーノの音楽になってしまう。

ザ・プラトウ・オブ・ミラー(紙ジャケット仕様)

ザ・プラトウ・オブ・ミラー(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: ブライアン・イーノ, ハロルド・バッド
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2004/12/22
  • メディア: CD

一昨年前の秋にも足立美術館に訪れた。
その時、我が師匠に北大路魯山人室のことを紹介した。
師匠は魯山人の作品を崇拝していた。

師匠から「ぜひ、北大路魯山人室にいってみたいですねー!」といったメールを頂いたことを思い出した。

※幻の陶芸家・・・我が師匠の作品。
  師匠から頂いた大切な一品です。


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