〇〇生まれ [JAZZ]
先日、京都の親戚から『千寿せんべい』を頂いた。
僕は醤油や塩味の”せんべい”が大好きだ。
『千寿せんべい』は”せんべい”という名前だが一般的な醤油や塩味のせんべい
とは別物である。
具体的にはクッキー状のものに固めのクリームがサンドされているお菓子である。
文字で書くと純粋な洋菓子。
また、実際に一つ一つの食材を見ても洋菓子にしか思えない。
しかし、『千寿せんべい』はデパートの菓子売場やギフト商品でも和菓子として売ら
れている。
そして不思議なことに、食べてみると洋菓子ではなく和菓子に感じるのだ。
やはり、和菓子会社から生まれてきた『千寿せんべい』は和菓子としてのＤＮＡを
持っているからだろうか。
ANDREA POZZA TRIO / Drop this thing
少々前に買ったアルバムだが、いまだによく聴いているＣＤである。
ANDREA POZZA はイタリア人のピアニストである。
一般的にヨーロッパジャズといえば、澤野工房を代表するような叙情的なジャズ
が多い。
僕はヨーロッパ系ジャズが大好きなのだが、BLUE NOTE 等が好きなコテコテの
ジャズファンはヨーロッパ系のジャズが苦手という事をよく聞く。
僕の行きつけのレコード店の店主はコテコテのジャズファンである。
実際、この店主も「ヨーロッパ系ジャズは湿っぽくてねぇ・・・」と言うようにリリカルな
ヨーロッパジャズがあまり肌に合わないようだ。
しかし、一時期このアルバムは行きつけのレコード店でよく流れていた。
ヴォーカル入りの曲が多いこのアルバムは従来のピアノトリオやボッサ風と多様な
曲調で構成されているのでＢＧＭとして良かったのかもしれない。
ANDREA POZZA はヨーロッパ系ジャズ特有の官能的というか叙情的なイメージ
をあまり感じない力強い演奏である。
とはいえアメリカのジャズとは明らかに感触が違うのだ。
やはりイタリア生まれのヨーロッパ系ジャズのＤＮＡを持っているのだろうか。
ANDREA POZZA の演奏からは、ヨーロッパ特有のピアノを感じるのである。
Nebulosa
You can't get what you want
Alice in wonderland
Drop this thing
Push the pedal
Perfect day
Like in Nigeria
And it all goes round and round
How do you call it ?
Sir pent
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私もそれ、好きです。
by koto (2009-06-30 19:41)
私はまだ、｢ジャジーなサウンド｣辺りで止まっているので、
細かい違いは分かりません。
そういうフィーリングの違いを楽しめるようになれば、
アルコールも一段と美味しくなるのかな？
by たいへー (2009-06-30 19:58)
昔ながらの醤油せんべいが一番好きだけど
なんだか不思議な感じですね
ちょっと食べてみたい気がする
都合により以前のBlogは閉店しました
この度新たにしました 旧Qooです
by ヘ音 (2009-07-02 15:14)
kotoさん
品のよい味が女性の方々から人気があるようですね。
by 蟹道楽 (2009-07-04 12:01)
たいへー さん
アルコールが欲しくなる音なので困ります。
たいへー さんを見習って休肝日を作ろう、作ろうと重いながら・・・・・
もうかなりの月日が経ってしまいました。
by 蟹道楽 (2009-07-04 12:03)
xml_xsl さん
ありがとうございます。
by 蟹道楽 (2009-07-04 12:04)
ヘ音さん
あれ、まぁ！
Ｑｏｏさん、フルモデルチェンジをおこなったのですね。
僕も基本的には醤油せんべいが好きです。
この千寿せんべいは文字で読むと不思議かも知れませんが実際食べてみると全く違和感がないのです。
by 蟹道楽 (2009-07-04 12:08)
nexus_6 さん
ありがとうございます。
by 蟹道楽 (2009-07-04 12:11)
JAZZは、実に奥が深いようですね。
全くの初心者なので、その違いがまだわかりません。
私も、醤油・塩味のおせんべいが好きですね。
by ベアトラック (2009-07-19 17:27)
ベアトラック さん
カントリー系ではベアトラックさんには違いがわかっても、僕が聴いたらよく違いが解らないという事と同じではないでしょうか。
by 蟹道楽 (2009-07-25 16:38)
そのお煎餅（？）齧ると変な割れ方しますよね（笑）
最初に、溝（？）に沿って2つに割っていただきます＾＾
アタシが好きな、チェット・ベイカーは、どっち系でしょうね？
良く分からないのですが、「何だか好き」くらいな趣味で聴いています。
心地いいのが、いいですよね？＾＾
by bluebird (2009-07-26 12:13)
お久しぶりです。
ヨーロッパ系のジャズも好きです。やはりクラシック音楽を生んだ土壌で育つと、こういうエレガントな音に仕上がるのでしょうか。日本のジャズ・ピアニストもいいと思いますが、少し肩に力が入っているような、とがった演奏になりがちですね。一曲目のNebulosaを聴いてみましたが、やっぱり、やわらかいヨーロッパさを感じました。
by 鯉三 (2009-07-26 15:18)
bluebird さん
よくご存知ですね。
下手に割ってしまうとバラバラになって食べにくいのです。
チェットベーカーはウエストコーストジャズですが、何だか影が見え隠れするところが、個人的にはヨーロッパ的に感じることもあります。
by 蟹道楽 (2009-07-28 00:36)
鯉三 さん
この度頂いたコメントは凄く納得させられました。
ヨーロッパジャズはクラシックの土壌があった。
日本のジャズはとがった演奏になりがち。
まさしくその通りだと思います。
特に日本のジャズは特有の”臭さ”を感じますがやはり異国の音楽であるジャズを演奏するにおいてとがってしまうのでしょうね！
by 蟹道楽 (2009-07-28 00:40)