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SECOND LOVE [POPS]

このところ、忙しかった事もありジムを少々サボっていた。
先日、久しぶりに体重計にのってみたのだが・・・

ゲゲッ、2kg近く成長してしまった!

特に最近は飲み会が多かった・・・この年になれば、ちょっと油断するとすぐ結果に表れる。

このままではいけない!
せっかく払ったジムの年会費もドブに捨てたようなもの!
ということで、ジム通いが始まった。

ジムの受付のおねえさんから、「久しぶりですね~」と言われた・・・

久しぶりのジム!
トレーニングルームに入った瞬間、あの一年前を思い出す化粧のニオイが・・・
そうなのだ!

今はあの時期だった。

ジムは”夏に向けた女性達”でいっぱいの時期なのだ(昨年記事)

一瞬引いてしまったが、隅にあるランニングマシンで走ることに。
見渡してみると女性ばかり・・・やはり居心地は良くない・・・
しばらく走っていて、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
あの声・・・そしてあの”こま犬”のような顔!

 

 

 

あの”こま犬顔”はインパクトがあって忘れられない!
一年前にいた、”勘違いねえちゃん”なのだ!

相変らず ”ニコちゃん大王” のような体型!
トレーニングをする事もなく、大声でペチャクチャしゃべっている。
どうもあのデカいしゃべり声が、耳に付くのだ!

「何しに来ているのだろうか?」と思ってしまう。

この日からジム通いが始まった。
しばらく走っていなかったせいか、6kmが結構しんどい。
また、筋トレマシンも以前よりかなりキツく感じてしまった。

腹筋のマシンをやっている時、真正面のランニングマシンに女性がやって来た。
ショートカットの小柄で優しそうな女性!
年の頃は24か25才くらいだろうか?
初めてランニングマシンをやるのだろう、スイッチが解らないようだ。
マシンのあちこちを触っているのだが電源が入らない。
そうする内に彼女はかがみ込んで電源を探し始めた。

目の前に彼女の背中からお尻にかけて白い肌があらわになった!

おおお~!  う、美しい!!!

しばらく僕の目は彼女の白い肌に釘付けになっていた!

とその時、急に彼女が振り返ったのだ!

ばっちり目が合った!

し、しまった!・・・何とも不覚な!!!

これではスケベなおっさんと思われてしまったのでは!!!

・・・しかし彼女の目は怒ってないのである。 
彼女の目は明らかに”電源が入らないの!助けて!”と言っているのだ。

紳士たるもの困っている女性がいれば助けなければいけない!

「どうしました、お嬢さん!」

という感じでマシンの使用方法を丁寧に教えてあげた蟹道楽だった。

翌日もジムに行った。
何とか2kgを落さなければいけない。
油断しているといくらでも成長し続けるものなのだ!

ランニングマシンで走っていると「こんばんわ!」と声をかけられた。
何と、昨日の彼女ではないか!
「昨日はありがとうございました」とお礼まで言われた。
そしてランニングマシンを二人で走りながら、ちょっとした世間話を・・・
彼女と一緒にランニングマシンを走っていると全く”キツさ”を感じない!
やはり、何事も気の持ちようなのである!

その翌日、無理しても同じ時間帯にジムに通う蟹道楽。

2kg体重を落さなければ・・・(決して彼女に会いたい訳ではない)

やはり彼女はその時間に来ていた。
そして、挨拶を交わして少々会話を楽しむ・・・

最近は一般の20代の女性と話をすることが少なくなっている。
彼女と顔なじみになって、気楽に挨拶やおしゃべりが出来る!
久々にときめく楽しい時間である。

 

 

蟹道楽のときめき指数(10段階評価)

若い女性社員との会話 (事務的な会話)        : ときめき度   0度
飲み屋のギャルとの会話(商売の会話)         : ときめき度   3度
一般の若いコとの会話 (事務、商売無関係の会話) : ときめき度  10度

参考までに・・・
会社のおばはんとの会話(つまらん世間話)        : ときめき度 ▲10度

 

 

やはり何事もきっかけが大切なのだ!

久しぶりに通い始めたジムも楽しみがあればやる気も起こって来る!

毎日、ジムに通うようになった。
そしてその日も彼女と世間話をしていたその時!

「ユキちゃん~!」という大きな呼び声が聞こえてきた。

・・・聞き覚えのある”品の無い”あの声は・・・・・

こま犬だった!

「あっ、○○さん!」と答える彼女!

いとしの彼女は”こま犬”の知り合いだったのだ!

彼女とおしゃべりをしていた僕をにらむ”こま犬”

それからというもの、僕と彼女とおしゃべりをしていたら、必ずこま犬が「ユキちゃ~ん」
と大声で彼女を呼びながら”ちゃちゃ”を入れてくる。

こま犬はジムの中で大声でお喋りをしてジムの風紀を乱す!
また、あの風貌でジムの景観までも乱すのだ!

それだけでは飽き足らず僕の恋路まで妨害をしているのである!

とんでもない悪党なのだ!

7月はジムの女性達も”今年はあきらめて来年にかける組”の方々がジム去っていく。

そもそも、手遅れどころか救いようの無い”こま犬!”

 

早く諦めて、来年にかけて欲しいものである・・・

 

 

 

学生時代のアイドルは明菜ちゃんだった・・・可愛かった!
大人の明菜もやっぱり・・・いいもんです~!


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古いノートが教えてくれた事 [POPS]

小遣いの少ない中学、高校時代はレコード一枚買うにも苦労をした。
この頃、FM放送は僕にとって大きな存在であった。
隔週に発売される”FMファン”や”FMレコパル”などのFM雑誌が楽しみだった。
タイムスケジュールで曲目をしらべてエアチェックをするのである。

特にありがたかった番組は、NHKFMの ”軽音楽をあなたに” という番組。
この番組は新譜のアルバムをほぼ全曲放送することがあった。

思うようにレコードを買えない僕とって貴重な番組だった。

ボストンの”ドントルックバック”、クイーンの”ジャズ”、イーグルスの”ロングラン”などなど
ダイアーストレイツにおいては1stと2ndアルバムの2枚をほぼ全曲放送したのだ。

このような”目玉番組”のある日、僕は朝から落ち着かなかった。
授業が終わると一目散に家に帰り、ステレオの前で放送を待つ。

絶対に録音の失敗は許されないのである!

何といってもレコード一枚分が(当時¥2,500)かかっているのだ

放送が始まりデッキのボタンに指を置いて録音の瞬間を待つ間は緊張した。
そして無事にカセットデッキの録音ボタンを押すと”ホッ”とした達成感があった。


エアチェックでは ”クロスオーバーイレブン” という番組も重宝した。
この番組、ナレーションが中心で音楽が”味付け”といった構成のラジオドラマだった。
深夜11時からの番組ということもあり、落着いた選曲だった。
ロック、AOR、ブラックミュージック、ジャズ、アンビネントミュージック・・・。
この番組のおかげで僕の音楽的視野は広がった。

ただし、クロスオーバーイレブンは”お目当ての曲”を録音する事は難しいのである。
この番組は基本的に ”ラジオドラマ” で物語の ”合い間” で曲をかけていた。
ナレーションが一段落して、曲が流れてくる。
録音するにはナレーションの一段落の ” 間 ” をよく見極める必要があった。

「よし、ここで曲がかかる!」 と判断してカセットデッキの録音ボタンを押す。

しかし、録音を始めても曲はかからず、ナレーションが続くこともあった。(僕の判断ミス)
この録音失敗の場合の” 録音のやり直し ”が大変だった。
カセットデッキを停止し、失敗して録音したナレーションの部分を消さなければならない。
テープを巻戻をして録音をしてしまったナレーションの始まりの部分を探すのである。
そうしている内にお目当ての曲が流れ始めて録音に失敗するということが多々あった。

また、ナレーションを消したはずが・・・

「あれ!」 ~ ♪ ジャンジャジャジャン (イントロ)♪
「おっ!」 ~ ♪ ジャンジャジャジャン (イントロ)♪
    のようなことに・・・

イントロにカブってナレーションの言葉が残ってしまいマヌケな録音になってしまうこともあった。

MDのように容易に不要部分を編集できるのと違ってアナログカセットの編集は難しい。
不要なナレーションを消そうとして、一番大事なイントロを消してしまい泣きたくなる事もあった。

あの頃、一曲を録音するために50分番組を全部聴いていたのだ。
今にして思えば悠長な話なのだが、ひたむきに音楽に向き合っていたのである。。

そこまで必死になって、エアチェックしていた僕も大学生になった頃にはバイトの小遣いも増え、
また時間もなくなってきて、FMのエアチェックには情熱を注がなくなってしまった。

そして就職したのはバブル絶頂期。
平日も休日もなく働き続け、毎夜の宴会は深夜にまで及んだ。
給与はもちろんの事、ボーナスも信じられないくらいもらえた。

「金よりも休日が欲しい!」と真剣に思っていた、この時期。

毎日の忙しさのなかで、CDを買い込むことが一種のストレス発散になっていた。

 

またこの頃、本格的にオーディオ地獄にハマった時期があった。
この頃は、 ”よい音楽”ではなく”録音のよいCD”を探すようになってしまった。
 ”音楽を聴く” というより ”オーディオを聴く” ようになっていた。

バブルという狂った時期、僕の音楽へのスタンスも狂ってしまった時期でもあった。

バブル期も終わり、仕事もオーディオも一段落して普通に音楽に向き合えるようになってきた。

しかし何の不自由もなく音楽(CD)を手に入れることが出来る環境に麻痺してしまった。

この二十数年で大量のレコードやCDを購入してたが、よく聴くアルバムは限られている。
先日、概算でCDの数を数えてみたが、少なくとも4500枚以上はあった。
自分の時間が減ったという事もあり、買ったがほとんど聴いてないCDがたくさんある。
また、ざっと見渡しても50枚くらいは未開封のCDもある。


先日、物置を整理していて古いノートを見つけた。

        


当時、欲しくても買えなかったレコードを細かく記したノートだった。
レコードのタイトルを書いてその下に雑誌のレコードレビューを切り取って貼っていた。

「大人になって自由にレコードを買える時が来たら、絶対に買う!」

中学時代、こういう気持で書き溜めたレコード一覧。
音楽に飢えていた中学~高校時代、あの頃のような感性に戻ることは不可能であろう。

しかし、音楽への関心は全く失せてないし、探しているアルバムや新規開拓する為の
レコード屋巡りは一番の楽しみである。

簡単に音楽が手に入る環境を手に入れた反面、以前の様な音楽への情熱を失っていた。

近年、僕は音楽を聴けるありがたみを少々忘れてしまっていた。

今現在、何不自由なく音楽を聴ける環境に感謝しなければいけない。

このノートは僕に、一枚のアルバムの重みを改めて考えさせてくれた。

 

 

 

 

クロスオーバーイレブンのオープニング

AZYMUTH / FLY OVER THE HORIZON ・・・ 名曲である。
 
ライト・アズ・ア・フェザー

ライト・アズ・ア・フェザー

  • アーティスト: アジムス, アレウーダ
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2002/07/24
  • メディア: CD

夢心地にしてくれる曲なのである。
今でも飽きることなく聴いている。

 


クロスオーバーイレブンのエンディング
AZYMUTH / OUTUBRO(OCTOBER) ・・・ こちらも思い出深い。

 

オウトゥブロ

オウトゥブロ

  • アーティスト: アジムス, アレウーダ, ゴルヂーニョ, ドトー
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2002/07/24
  • メディア: CD

この曲を聴くといまだに「さて、そろそろ寝るか!」って気がしてしまう・・・

「もうすぐ時計の針は12時を回ろうとしています。
     今日と明日が出会うとき、クロスオーバー・イレブン・・・」

番組終了のナレーションは”早く寝なさい!”と言われているみたいだった。


 

 

 

 


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達郎&まりや [POPS]

会社帰りにタワーレコードに寄り道した。
別に買う目的のCDがあった訳ではなかったので店内を物色していた。

本日発売!6年ぶりのニューアルバム ”デニム  竹内まりや”!

竹内まりやのニューアルバムが目に付いた。

そして今、ニューアルバム”デニム”を聴きながらこの記事を書いている。

さすが、山下達郎!
非常によく出来たアルバムである。

6曲目の”哀しい恋人”はIsley Brothersファンの達郎ならではのアレンジ!
9曲目の”クリスマスは一緒に”のイントロの達郎のギターも嬉しくなってくる!
まるで達郎のライブアルバム”JOY”の「プラスティック・ラブ」なのである。

このコーラス、ギター、アレンジ!悪く言えばワンパターンなのだが。
そしてバックを固めるのはベースの伊藤広規、キーボードの難波弘之、等・・・

完璧に完成された達郎ワールドである。


んん、達郎ワールド・・・・・


僕の周りに偶然いなかったのだろうか?

僕は今まで熱心な”竹内まりやファン”という人を見たことが無い。

 

 

ユーミン、命! (まぁ、ユーミンは特別なのだが)

大貫妙子がやっぱり一番!

どんなに”化け物”になっても中島みゆきはやめられない!

という人達は結構いるのだが。


竹内まりやというミュージシャンは才能のあるミュージシャンである。
作詞、作曲の才能、そして声もきれいで癖がなくバランスがとれていると思う。

但し、このような才能のあるミュージシャンはたくさん存在しているがメジャーになっている
ミュージシャンは本当に”一握り”なのである。

 

竹内まりやは才能があり素晴しいミュージシャンだと思うが決定打がない。

ユーミンのような決定的な”カリスマ性”が感じられないのだ。

しかし、竹内まりや はこの世界で長くシブトく生き残ってきた。

 

山下達郎という”玉の輿”に乗ったからである。

 

竹内まりやのアルバムの売上は達郎ファンによって支えられているのではないだろうか?


結局、僕がそうなのである!

達郎ファンの僕は達郎のコーラス、ギター、そしてアレンジが聴きたくて竹内まりやを買っている。

 

 

 

Denim(初回限定盤)

Denim(初回限定盤)

  • アーティスト: 竹内まりや, Alan Jay Lerner, 服部克久, 山下達郎, センチメンタル・シティ・ロマンス
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2007/05/23
  • メディア: CD

 

 

僕は近年の”山下達郎と竹内まりや”で感じてしまうことがある。


あまり言いたくはないが・・・


昔の”秋元康とおにゃんこクラブ”

最近では”小室哲哉と安室奈美恵や華原朋美”

 

・・・何だかオーバーラップしてしまうのである。



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悲惨な戦い [POPS]

学生時代、アパートの隣りの部屋にOLさんが住んでいた。

ある日、出かけようとして玄関のドアを開ようとした時の事。
”ピンポーン”と隣のOLさんの部屋の呼び鈴の音が聞こえてきた。

そして「こんにちわ~!NHKの者で~す!」という声が聞こえてきた。

”ゲゲッ・・・NHKの集金や~!”・・・僕は開けかけたドアを閉めた。

OLさんは「はーい!」といって扉を開けたようだった。

僕は「あ~あ、ドア開けてもうた・・・アホやな~!」と思いつつ会話を聞いてしまった。

 

以下、OLさんと集金人の会話。
なにぶん古い話なので、会話の微妙なところの間違えはご勘弁を・・・


集金人 : 「NHKの集金の者ですが、視聴料の集金です。」

OLさん : 「私、NHK見ませんから!」

集金人 : 「テレビ持ってるでしょ!テレビ持ってる人は視聴料払うのが決まりです」 

OLさん  :  「そんな決まりは知りません!」 

集金人 :  「法律で決まってんですよ!おたく、法律犯してるよ!」
          「今、おたくさんは犯罪人だよ!」

OLさん  :  「私が犯罪人って言うの? 誰が私を逮捕できるのよ!」

集金人 :  「えっ・・・誰って・・・」  

OLさん :  「早く答えなさいよ!誰なのよ!警察なの?」
           「じゃあ、電話貸してあげるから今すぐ警察に電話しなさいよ!」


  一気にタタミ掛けるOLさん! 
 一瞬、ひるんだ集金人であったが・・・


集金人  :  「・・・警察なんかどうでもいいんだよ!」
          「テレビを持ってる家からは視聴料をとるんだよ!」
          「あんたも一応はテレビ、持ってるだろ!」

OLさん :  「あんたが買えないような高価なテレビは持っているわよ!」
         「でもね、NHKみたいなクソ番組は見ないのよ!」
         「そもそも、あんたみたいなブ男にお金払わないわよ!」

集金人  : 「おまえ!テレビ持っているって言ったよな!おまえは集金対象者なんだよ!」
         「NHKを見れるんじゃねえか!」 


 ついにOLさんのトドメの一発!


OLさん 「うるさいわね!」

     「じゃあ、私のテレビからNHKだけ持って帰ってよ!」

集金人  : 「・・・・・・・・・・・」

 

"バシーン!!" とOLさんが勢いよくドアを閉める音が聞こえてきた。

    戦いは終わった。


”NHK、未契約事業所に最終通知  =  受信料未払いで提訴へ”


という記事を読んでこのことを思い出した。

放送法 第32条 によれば”NHKの受信を目的としていない限りにおいて、受信料の
支払い義務は生じない”という解釈ができるようである。
(例えばWOWOWを見る為にテレビを設置したら、”NHKの受信を目的にしていない)

今にして思えばOLさんの「NHKだけ持って帰ってよ!」という事が全てなのだ。

OLさんはNHKを見る為にテレビを持っていた訳ではなかったのだ。

そもそも契約社会の現在、契約書もないNHKの受信料の徴収方法は非常識極まりない。

”いらない!”と言っている消費者に無理やり商品を送りつけて「お前に商品を送ったから金を払え!」と言っているようなものである。

下手な押し売りよりタチが悪い!

それに訴訟を起こすと発表する事自体、全国民に対しての恐喝ではないだろうか?

WOWOWのようにNHKもスクランブルをかければ簡単に問題が解決するのだ。
そうすれば、本当に必要と感じる人がお金を払って放送の提供を受ける。
これこそ当たり前の契約関係なのだ。

しかし、NHKは情報格差やら公平性を題目にスクランブル化を拒否した。

”情報格差”?”公平性”?何を今更をいっているのか。

民法各社の表現の違いは、あったとしても”情報格差”なんかありえない。
それとNHKを全く見ない人にまで受信料を取るというのが”公平性”なのだろうか?

まあ、スクランブルを掛けたら、現在の半分も受信料は取れないだろう。
NHKはスクランブルを掛けたら潰れてしまうという事を十分に解っているのだ。

徴収方法の事もあるが、僕がこの件で一番問題だと思っている事がある。
それは、”受信料の収入が少なくなったから、受信料をかき集めよう!”とするNHKの姿勢なのだ。
”なぜ、受信料を払わない人が増えたのか!”という事を考えてないのである。

民間企業だと売上が減ってきたら、”何故、売れないのか?”という事を考える。
そして黒字にする為にギリギリまで経費を節減し、業務の改善を行って利益確保の努力をする。
会社存続の為に最大限の努力をしているのだ。

一方、NHKの場合は ”金が足らなくなってきたようだ。そろそろゴッソリと国民から徴収すればいい!” としか感じられない。

危機感はおろか、全く責任すら感じる事が出来ない!

BS、CS,そしてインターネットの普及によって個人の情報収集源は無限なってきたし
情報や番組もいろいろな選択肢が出来るようになった。

NHKもヤクザまがいの恐喝より、真摯に自己の存在価値を見直す時期だと思うのだが。

 


OLさん : 「うるさいわね!」

     「じゃあ、私のテレビからNHKだけ持って帰ってよ!」

集金人 : 「・・・・・・・・・・・」

 

蟹道楽 : 「ハッハハハハハ!!!」


僕はつい、声をあげて笑ってしまっていた。


すると”ピンポーン” ・・・僕の部屋の呼び鈴がなった。

僕は笑いを抑えて居留守を装った。

 

集金人 : 「こんにちはー!!!N・H・Kです!!!集金です!」
集金人 : 「N・H・Kの集金ですよ!」
集金人 :
「ちょっと、ドアあけてくださいよ!」

 

ピンポン、ピンポン、ピンポン、ピンポン、ピンポン、!!!!!

 

集金人 : 「おい!何とか答えろよ!」

 

ドン! ドン! ドン! ドン! ドン!    

・・・そしてにドアを叩きだした!

 

集金人 : 「てめえ、さっさと出て来い!」
               「居留守使ってんじゃねえよ!!!」
  

 

今に始まった事ではなかった!

あの頃からNHKは集金人を使ってヤクザまがいの恐喝をやっていたのである。

 

 

中毒~ベストアルバム

中毒~ベストアルバム

  • アーティスト: なぎら健壱
  • 出版社/メーカー: フォーライフミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1995/02/17
  • メディア: CD

 

「悲惨な戦い」 ← (興味があれば歌詞をどうぞ!)

相撲のマワシが落ちてしまった”悲惨な戦い”←(試聴)は最高のコミックソングだったのだが
”NHKをバカにしている”ということで一時期は放送禁止曲になってしまった。
もう、NHKの自意識過剰としか思えません・・・

 

 

※追伸

放送禁止曲が話題になっているようなので追加致します。

金太の大冒険 / つボイノリオ   (kotoさんへ!)

極め付け!お万の方 / つボイノリオ   (たいへーさんご推薦!)

前回に引き続き、こんなこと2回続けていいのだろうか?(適当な頃、削除します!笑)


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お花見 [POPS]

リクルーティング、人事異動、新入社員の入社、・・・3月後半から多忙な毎日でした。
先日、空き時間を見つけて”造幣局の桜の通り抜け”に行ってきました。

 

 

五時半頃、天満に到着。
もう、日も暮れかけていました。

 


 

毎年の事ですが、府警の皆様ご苦労様です。

 

 

造幣局の桜は120品種、約370本あるそうです。
約600mある桜の通り抜けの見物期間は毎年4月の半ば過ぎなのです。
しかし今年は暖冬のせいか4月5日~4月11日までと早い期間の開催でした。

 

造幣局南門入口

あれ~???
何だかすごく、さっぱりしている・・・・・

 

迷子コーナーもある。

ビッシとしてまんな~
お疲れさまです!


 

造幣局に入って驚き!!!

「全く咲いてないやん!」

見物人もみんな不満げな表情!

「全然咲いてないやんか!」
「一週間早いのとちゃう?」
「開催期間を間違うたんとちゃうか!」
・・・等々の声が聞こえてくる・・・


おばはんの一団がガードマンに文句を付けていた!
(ガードマンに文句を言うのはお門違いと思うのだが・・・)

「これ、何やねん!全然咲いてないやんか~!」

 

しかし、ガードマンも負けてはいない!

「奥に行って下さい!奥はビックリするほどの満開ですわ!」
「私に文句言うた事を後悔しまっせ!」

 

私は正直なところ、花の名前を全く知らない。

ただ、知らないなりにも造幣局桜は特別なものというのは良くわかる。
”普段見る桜”とは違った種類の桜が多いのである。

桜の名前は”飲み屋の源氏名”のような名前ばかりでよく憶えていません。

写真だけアップします。興味のある方はココでお調べ下さい。

 

今年の桜、松月です。

 

 

 


 

 

 

こういう色も珍しい!

 

 

 

葉か、花びらか判らないような桜!

 

 

 

蘭蘭と言う名前!
パンダのらんらんの死を悼んで命名したらしい!
こういう名前だと印象に残りやすい。

 

 

 

ゴージャスな感じです!

 

 

小手毬(こでまり)

ボールのように丸っこいく、可愛い桜です

 

 

 

 

「奥に行って下さい!奥はビックリするほどの満開ですわ!」
「私に文句言うた事を後悔しまっせ!」


とキッパリ言ったガードマン!

 

奥は確かによく咲いていたが、七部咲き程度。


多分、おばはん達はガードマンに文句を言ったことを全く後悔していないだろう・・・

 

 

 


夕方の夜桜見物となった。
仕事帰りのOLさん達でいっぱいだった。
仕事を終えて桜をみる表情は開放的できれいな笑顔でいっぱいだった。
こちらの”ハナ”も美しかった!

両方の”ハナ”に囲まれたよい花見でした!

 

 



屋台が建ち並ぶ帰り道!


あ~ビールを飲みながらお好み焼きを食べたい!!!
しかし、残念ながらもう一仕事残っております


花心の全く無い、蟹道楽。
今回は蟹道楽らしくない記事でした。
まあ、年に一回位は良いのではないでしょうか?

 

 

それでは、また来年!

 

 

 

 

 

桜色舞うころ

桜色舞うころ

  • アーティスト: 中島美嘉, 川江美奈子, 武部聡志
  • 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2005/02/02
  • メディア: CD


曲もキレイなのだが、歌詞が日本的に感じてしまう。
横文字の歌詞は一切無し!
垢抜けない横文字を使いたがる日本のPOPS界は見習ってほしい。


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就職戦線異常あり? [POPS]

先月のことだが新卒対象の企業合同説明会に参加した。
年々、早くなってくる新卒のリクルーティング。
まだ、2月というのに就職活動も佳境のように学生の数は少ない。
 
企業合同説明会は大ホールに多い時は何百社という企業が参加する一大イベント。
各社はブースを作り訪問してきた学生に会社説明を行いアピールするのである。
 
当然、有名企業ブースには長蛇の列。
まるで休日のUSJの人気ブース並みである。
 
一方、我社は・・・ぽつぽつぽつ・・・・・ 寂しい限り。
 
最近は”ポン引きモドキ”をする会社も多くなってきた。
キレイなおねえちゃんをエサに学生を呼び寄せいるのだ。


「おいおい、君たち就職やろ!あほか!そんなんでエエんかい!」

 

しかし・・・・・僕が学生だったら・・・釣られるあほやろな~

近年はマスコミが”好景気!””売り手市場!”と必要以上に報道してくれる為、
学生たちもかなり余裕を持っている。
 
企業合同説明会は会社の実情を社員から直接聞くことができる絶好の機会。
正式に試験を受けるようになってからでは、突っ込んだことは聞き難くなる。
だから、学生にとっては企業研究の絶好のチャンスなのである。
 
しかしここ数年、ブースに訪れる大学生がどうも面白くない。
学生の半分くらいは無気力で無個性、”勢い”が感じられない。
”面接試験必勝法読本”のような受け答えで、"本当の自分を出してこない学生”が多いのである。

 

企業合同説明会は試験の面接ではないのだ。
僕は”お見合いで相手がマスクを被って来たような”冷めた気持ちになってしまう。
 
また、最近はコミュニケーションが苦手な学生が結構いる。
そういう学生はバイトをした事が無い、またサークル等にも入ってない、という人がほとんどである。
バイトをしない理由を聞くと「親から十分に仕送りや小遣いをもらうのでお金に困らない」という。
なんとも、”幸せな話”である。
最近は子供に不自由を感じさせないように”全てを与える”親が多いらしい。
あたえられるだけの20年、ぜんぜん自分で社会勉強を行っていない学生。
こういう人は就職も親に頼って見つけてもらうのだろうか・・・
 
去年から売り手市場の就職戦線と言われている。
好景気によって数年前よりはかなり学生にとっては就職活動が有利だろう。
 
しかし、昨年の就職戦線では面白い結果が出ている。
全体の学生の内定率は約8割に止まっている。
2割近くの学生は就職が決まってないのである
 
また8割の内定者の中でも複数社から内定をもらっている学生は3割程度。
残りの5割程度の学生はほとんど1社程度からしか内定をもらってないらしい。
 
”誰でもおいでやす!”のバブル期と違って、企業は厳しい選別を行っている。
 
学生の方々は”好景気”と軽い気持ちで臨むとたいへんな目にあうだろう。
 

しかし面白くないと言っても、”ぜひ一緒に仕事をしたい”学生に多く出会えた。
最近は昔と違って有名校の学生を優先して採用する事が少なくなってきた。
学校は関係なく勉強はもちろんの事、バイト、サークル等目標を持って3年間の学生生活で
一生懸命やってきた人はやはり”光って”いるのだ。

当たり前のことだが、最近はやっと会社もこの事に気が付いてくれ始めた。


 
さて、そろそろ当社も履歴書を使わず役員最終面接を実施してもらいたいものである

 


  

 

この度の合同説明会で印象に残った女性がいる。
控えめな印象だったが、一生懸命に質問をしてくる姿勢に好感がもてる人だった。
音楽が大好きな彼女はCDショップで3年間バイトをしているらしい。

「どういったミュージシャンが好きですか?」と問い掛けたら、彼女は明らかに言葉を
選んでいるのが解った。

多分、「中年のおやじに解るだろうか?」と思っていたに違いない。

そして、さらっと、彼女はミュージシャンの名前を言いはじめた・・・

「พอเซ็ตเคาต่างดาวไรื่」???・・・「องเสร็จ・・・アンテナ・・พอเซ็ต・・・・・」

んん、アンテナ・・・

「アンテナってイザベルアンテナの事?」と僕は尋ねた。

「アンテナを知っているんですか?」と驚いた彼女の顔をみて・・・ちょとだけショックだった。

 

アンテナといえばフランス製ボサノバ。
アンテナはボサノバだけでなく、ファンクやJAZZも見事に取り入れている。
アンテナのボサノバはいわゆるブラジルの本場のボサノバとは全く異なった感触がある。
真夏に聴くボサノバとはちょっと違うのである。(それがまた心地良い)
アンテナの音楽は流行とは全く違ったスタンスにありファーストアルバムから一貫して
”アンテナのスタイル”を創りだしている。
そのため一聴してアンテナということが解るし、20年前のアルバムも全く古さを感じない。


 

French Riviera

French Riviera

  • アーティスト: イザベル・アンテナ
  • 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
  • 発売日: 2006/09/20
  • メディア: CD

昨年発売された最新アルバム。
日本人のクラブ系のプロデューサーによるものだが、全くアンテナの世界!
プロデューサーなどアンテナには関係なし!
一曲目のThe French Riveraを聴くだけでこのアルバムを買う価値あり!

 

 

En Cavalle

En Cavalle

  • アーティスト: Isabelle Antena
  • 出版社/メーカー: Ltm
  • 発売日: 2005/02/07
  • メディア: CD

学生時代の愛聴盤のひとつ。
1曲目~3曲目までのメドレーは素晴しい!
アンテナにはめずらしく夏を感じるアルバムである。

 

 

Hoping for Love

Hoping for Love

  • アーティスト: Isabelle Antena
  • 出版社/メーカー: Ltm
  • 発売日: 2005/02/07
  • メディア: CD

1曲目のPoisson des Mers du Sud のボサノバはアンテナの中でも
最も素晴しいボサノバだと思う。
これもこの曲を聴くだけでアルバムを買う価値がある!

 

 

On a Warm Summer Night (Tous Mes Caprices)

On a Warm Summer Night (Tous Mes Caprices)

  • アーティスト: Isabella Antena
  • 出版社/メーカー: Ltm
  • 発売日: 2005/11/21
  • メディア: CD

僕がアンテナの曲の中で最も好きなのがこのアルバムのYoung Captive!
こんなに、せつなく美しいバラードはめったにない!

 

「アンテナを知っているんですか?」と驚いた21歳の彼女 !

蟹道楽はね、君が生まれる21年以上前からアンテナを聴いているんですよ・・・・・

 


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HONG KONG [POPS]

”ホンコンやきそば”をご存知でしょうか?
S&B食品から発売されているインスタント麺である。

ふと思い出して、無性に食べたくなった。

僕が小学生の時、インスタントラーメンはカップ麺ではなくて袋麺が全盛期だった。
「サッポロ一番」「チャルメラ」等の定番品はもちろんの事、「ちび六」「タマゴメン」
そして、「鼓笛隊ラーメン」(憶えている人はいますか?)をよく食べていた。
そして、その中に「ホンコンやきそば」があったのだ。

以前は全国で販売されていたようだが今は北海道、そして九州の一部で細々と販売されて
いるようである。

「ホンコンやきそば」を知らない人に解説!

「ホンコンやきそば」はチキンラーメンの焼そばバージョンとイメージしてもらいたい。
最初から味の付いている麺をお湯でほぐすだけなのである。

食べたい欲求にかられ、S&B食品の通販サイトで一箱購入した。

おお、懐かしいパッケージ!

中華コック長のなんとも邪気無き笑顔!

早速調理!

ホンコンやきそばの調理法は水加減が全てを決める!といっても過言ではない!
少しでも水分が多いと水っぽくなり、少ないと麺に芯が残ってしまう。

そして、この付属の青海苔!

この青海苔ただ者では無い!
スパイシーな独特の青海苔なのである!
これが「ホンコンやきそば」の味付けの重要なポイントになる。

約30年ぶりに食べたホンコンやきそば!  
なんともノスタルジックな味である。 ビールのあてに最高だった!

久しぶりにホンコンやきそばを食べながら思ってしまった。

なにゆえ「ホンコン」なのだろうか?

このような焼そばが香港にあったとも思えない・・・・・

 

僕にとって香港は2つのイメージがある。

一つは今、現在のイメージ・・・・・
 ビクトリアピークやチムサアチョイ・プロムナードから望む100万ドルの幻想的な夜景。
世界をリードするビジネス街、中環~金鐘地区の超高層ビル街。
無限のパワーがあふれる、きらびやかな国際都市!

 

もう一つは子供の頃のイメージ・・・
”あやしい”!
バッタもん、インチキっぽい・・・・・
Made In HongKong!と言えば「うさん臭い物」の宝庫のようなイメージがあった。

子供の時にゴム製の爬虫類のおもちゃ(グロテスクなもの)があった。
その製品の殆どがMade In HongKong と記されてあった。


僕は中国に返還されてから香港へは訪れていない。
何かの記事で読んだのだが、盛大に行われた返還セレモニーはイギリス側の英語と
中国側の北京語のみで行われたらしい。

香港人の殆どは広東語であることを考えれば非常に不自然な話である。

結局、香港人である当事者抜きで返還が行われたということだろう。
返還前、僕の知っている香港の人は中国に返還されることを不安がっていた。
「天安門事件」を目の当たりにしたことで「中国は信用できない!」という感情
は拭いきれないようだった。
知合いの香港人を含め、多くの裕福な香港人はカナダへ移住したらしい。

以前ように自由できらびやかな香港は中国返還後も「何も変わってないのだろうか?」・・・
中国当局は「香港は返還後50年間政治体制を変更しない」一国二制度を行うらしい。

僕のイメージは中国に返還された事で”あやしい香港”に戻りつつある。


しかし、香港は夢と幻想の魔法の都市!


宝石を散りばめたような夜景のこの街はガラクタも宝石に変えてしまう魔法の街だ。


さて、話が反れたのだが、「ホンコンやきそば」である。
「ホンコンやきそば」は焼きそばなのだが、麺も独特の食感で”普通のインスタントやきそば”
とはいえない”焼きそば”なのだ。

袋麺の”日清やきそば”やUFOなどの正統派の焼きソバを食べなれている人には”あやしい”
食べ物と感じるだろう。


昭和40年代に発売されたホンコンやきそば・・・
「ホンコンやきそば」と命名した人に先見の明があったのかどうかは解らない!

「ホンコンやきそば」!今の”あやしい香港”のイメージなのだ。

 

林 憶蓮(サンディー・ラム) / ドリフティング

初めて香港に行った時、香港のCDショップで買った林 憶蓮(サンディー・ラム)
香港の友人いわく”香港の歌姫”ということでビッグネームらしい。
ディックリーがプロデュースで関わっているそうで、日本のニューミュージック
にアジアンテイストを加えたようで聴き易い内容だった。
”香港の歌姫”の声は非常に自然だが香港らしいゴージャスな味わいだった。

 

 


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それでも山下達郎を買ってしまう [POPS]

このところ、テレビ、新聞等のメディアはサッカー一色だった。
しかし会社も友人も僕の周りでサッカーの話題は殆ど無かった。
サッカーより最近のタイガースの調子が悪いということがもっぱらの話題だった。

静岡県は別にして日本ではサッカーは定着していないのだろう。
今回のワールドカップはメディアが異常なまでに必死になってワールドカップを盛り上げようとしていた。

先週と先々週の山下達朗のサンデーソングブック(FM東京系列)を聴いて驚いた。
達郎が言うには、お上(FM東京)よりワールドカップにあわせてスポーツネタで番組構成をするようにとの御達しがあったそうだ。
この様な事を聞くと、なお更マスコミによって情報のコントロールをされてるようでいい気がしない。
しかし日本は早々に負けてしまったので、マスコミのもくろみとは裏腹にワールドカップの話題は全く無くなってしまった。

番組で達郎本人も言っていたが、山下達郎は全くスポーツとは無縁の人という事は一目瞭然だ。
ただし達郎は80年代は、「夏だ!海だ!達郎だ!」といったリゾートミュージックの代表のように言われていた。
しかし、山下達郎にはリゾートミュージックのような「軽さ」が無いのである。
曲の隅々まで達郎独自のこだわりがあり「重い」のだ。
そして完璧主義であるがゆえに完成度の高いアルバムばかりなのである。
その達郎を聴き始めたのは高校2年の頃でRIDE ON TIMEが大ヒットしている頃だった。
その頃の僕は完全に洋楽主義で日本のポップスは一切興味も無かったと言うか馬鹿にしていた。
RIDE ON TIMEは興味を引かなかったが、洋楽雑誌を読んでいて達郎のニューアルバムの広告をみた。
その広告は ON THE STREET CORNERという一人アカペラのアルバムだった。

(LPのON THE STREET CORNER)

広告にはRIDE ON TIMEのイメージの達郎とは違いますよ!と言わんばかりに「必ず視聴して購入を決めて下さい」といった様なことを書かれていた。
何故かこの広告が気になってこのLPを買ったのだった。
聴いて驚き!目からウロコ!・・・すごい!
その頃はこのアルバムの達郎の恐るべきこだわりや技術的などうのこうのということより、曲の良さやハーモニーの美しさに圧倒されてかなり聴きこんだ。

ON THE STREET CORNER 1

ON THE STREET CORNER 1

  • アーティスト: 山下達郎, レッド・ステュワート, チルトン・プライス, ピー・ウィー・キング, チャック・ウィリス, ジェリ・リーバー, フィル・スペクター, モートン・クラフト, セルマ・クラフト, アラン・フリード, ハービー・フークェイ
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2000/01/26
  • メディア: CD


ON THE STREET CORNER はPART2,PART3と3枚あり全て素晴しいが、黒っぽいPART1が一番好きだ。

ON THE STREET CORNER 2

ON THE STREET CORNER 2

  • アーティスト: 山下達郎, ジョセフ・M・ラッカル, アルバート・ゲイムス, マーシャル・ポール, ウイリアム・ジャクソン, ロイ・ストレイジス, ジョージ・ウイリアムス, テディ・ランダッツォ, ボビー・ウェインスタイン, ウィルバー・メシェル, ラオウル・シタ
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2000/01/26
  • メディア: CD


ON THE STREET CORNER 3

ON THE STREET CORNER 3

  • アーティスト: 山下達郎, ラルフ・ベース, ローマン・ポーリング, ベン・E.キング, ジェリー・レイバー, マイク・ストーラー, エスサー・ナバロ, シド・テッパー, ロイ・ベネット, ノーマン・フォックス, ボビー・トゥループ
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1999/11/25
  • メディア: CD


山下達郎は「ポケットミュージック」というアルバムまではかなり聴き込んだ。
その後のアルバムは購入はしているがあまり聴いてはいない。
もちろん緻密で完成度は高いのだが、こ慣れた感じがして勢いが感じられなくなった。
特に今年発売された「ソノリテ」は一曲目の”MIDAS TOUCH"で「おお!さすが達郎!」と思ったがそれ以降の曲は過去のシングルの寄集めでガッカリした。

SONORITE(初回限定盤)

SONORITE(初回限定盤)

  • アーティスト: 山下達郎, RYO, 松本隆, 竹内まりや
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/09/14
  • メディア: CD


山下達郎も年をとり商売上手になってきたのか?
昔の達郎なら、FM東京にプレッシャーをかけられても何食わぬ顔をして普段通りの番組を作成しただろう。

FOR YOUの頃の山下達郎が一番勢いがあったように思う。

フォー・ユー

フォー・ユー

  • アーティスト: 山下達郎, 吉田美奈子
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2002/02/14
  • メディア: CD


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夏にむけて [POPS]

夏が近づいてきた。

真夏の休日、車のエアコンを切って窓を全開にして運転をするのが好きだ。
炎天下のもと、暑いが風を受けて運転していると開放感を感じる。

”夏だ!”思えば気持ちも高ぶってくる。

夏のお供は山下達朗の「BIG WAVE」。

BIG WAVE

BIG WAVE

  • アーティスト: 山下達郎
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1999/06/02
  • メディア: CD

2曲目の「JODY」は現在、発泡酒のCMに使われている様に夏向きの曲である。
この「JODY」は「悲しみのJODY」(日本語バージョン)の英語版の焼き直し
だが、不思議と英語版の方が夏向きでしっくりくる。

3曲目の「ONLY WITH YOU」は真夏の昼下がりに聴けば気持ちいい。
(ビールがあれば、なお良し!!!)

大学生の時、芝大門にあったハンバーガーショップでバイトをしていた。
夏の時期、「BIG WAVE」をテープにコピーしてよくお店でかけていた事を思い出す。

夏の店内は冷房がよく効いていた。
店内からガラス越しに外を眺めると陽炎がたち、歩くサラリーマンは暑さで顔を
しかめていた。

体感と視覚のアンバランスさが都心の夏を感じた。

そろそろ、梅雨入り。
梅雨が明けるのは7月後半。
真夏を感じることができるのはお盆までの3週間程度。

今年こそ短い夏を十分に堪能したい。


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