東京 part2 [Black Music]
続くときには不思議と続くものである。
先週に引き続き、今週も所用で東京に行った。
先週の日帰りとは違い新宿に一泊したので多少の余裕があった。
学生時代のキーステーションは渋谷で新宿は渋谷ほどの馴染みがなかったが、
結構、買物や飲みに行った。
しかし変わり果てた新宿で迷子になりそうになった。
友人よりHMVがCD2枚で¥2,990のセールをやっていることを聞き
HMVを探したが解らなかった。
そもそも学生時代はHMVなんか存在してなかった。
よく考えれば地元のHMVでも同じセールをやっているのだから、無駄な事
をしたものだ。
でもせっかく新宿にいるのだから何か買わないと!と恒例の購入欲が出てくる。
久しぶりにディスクユニオンに行った。
昔は一店舗だけだった店舗はジャンルごとに店舗が分かれている。
東京に来ればブラックミュージックが聴きたくなる。
SOUL館に入ったのだがさすがSOUL館というだけあって新譜のコーナーに
Denise Lasalleの再発盤「I'm So Hot」が飾ってある。
タワーやHMVのSoulコーナーではまず飾られることがないCDだろう。
80年代のディスコサウンドである。渋谷のビッグアップルやラスカラなんかは
この手の音で華やいでいた。
またBARKAYSのベストがあったのでこの2枚を購入。
東京の凄いところはこの様などちらかといえばマニアックなCDもすぐに目に
付く環境が整っているところだろう。
しかし残念なことがあった。
銀座の「KETEL」というドイツレストラン(居酒屋?)が潰れていた。
学生の時にいき始めて、その後も出張等で東京に行った時はしばしば
訪れていた店だったがすでに無くなっていた。
店の前面全てにフェンスを張り付けられていた様子は哀しかった。
おいしくてリーズナブルな金額で歴史を感じさせる洒落たお店だったのに。
銀座もかなり変わってしまった。
数年前には飲み屋のビラ配りなんかほとんどいなかったのに、店先にやたらと
立ってビラ配りをしている。新宿や渋谷ほどではないが「ここは銀座?」
と思ってしまうほどだ。
東京はわずかの間にもますます都市化が進み変わってしまった。
しかし銀座は昔からの銀座であって欲しい。
コメント 0