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レコード屋に行こう! [JAZZ]

ローランドハナの”EASY TO LOVE”
個人的にこのアルバムは非常に思い入れが強い。

もう、10年以上前に東京出張の折、吉祥寺のJAZZ喫茶”MEG”にいった。
腰がズッポリと沈む椅子(かなりクッションが弱っている)にゆったりと座った。

しばらくして「んん!!!」と感じるピアノトリオが流れ始めた。

初めて聴くアルバム。
店内はJAZZ喫茶らしく非常に暗い。
飾っているLPジャケットは見えるのだが、タイトルが分からない!                                  

ジャケットに近寄ってタイトルを確認すればいいのだ。
しかしJAZZ喫茶に通った事がある人なら解るだろうが、”ミエ”の世界なのだ。
知らないアルバムがあったら負けなのだ。

超マニアックなアルバムならまだしも、ちょっとでも有名なアルバムを知らなかったら
”恥”という実にアホらしい雰囲気がある。

「何とも繊細でスウィンギーなピアノ!またベースの音が太くて心地良い!」
「これは、いい!ぜひともじっくり聴いてみたい!」

そう思い始めるとタイトルが知りたくてしょうがない。

お勘定をする時にLPを確認しようと、早々に店を出る事にした。

Roland Hanna の”EASY TO LOVE”か!
ふ~ん、帰りに買って帰ろ!

吉祥寺にはディスクユニオンというJAZZに力を入れている店がある。
早速、お店でチェックしたが”EASY TO LOVE”は無かった。


これが”EASY TO LOVE”を探し始めた出発点だった。


現在のようにネットが普及していれば情報が探しやすいが10年以上前のこと。
いろいろ調べた結果、一応CDは発売されていたようだった。
なかなか見つからないとなると、是が非でも欲しくなってくる。
京都、大阪、神戸のレコード屋でCD,LPを隈なく探したが無いのである。

ある日、梅田の阪急東通りにあるLPコーナーに行った。
1Fがロック専門、2FがJAZZ専門で結構マニアックな品揃えのお店で
中古、新品、ブートレック(海賊盤)等を扱っていた。

この2FのJAZZコーナーにふくよかで、優しそうなおばちゃんがいた。
JAZZというより演歌系の風貌だったが、実は非常にJAZZに詳しい。

親しい訳では無かったのだが、話しやすそうだったので”EASY TO LOVE”を探して
いることを話してみた。

おばちゃんは「キレイな女の人のジャケットのアルバムですね」と答えた。

さすが!おばちゃんはこのアルバムを知っていたのだ!

おばちゃんが言うには既に廃盤になっているらしい。
おばちゃんは「一週間ほど時間を下さい。在庫を探してみます。」と言ってくれた。

そして期待を込めて、一週間後、お店に行った。

おばちゃんは「ごめんね!一生懸命探したけど見つかりませんでした」・・・
「でも、あんなに良いアルバムはまた、再発されますよ!」と言ってくれた。

この時点で、僕の中でかなり”あきらめムード”になってしまった。
でも諦めきれずに、中古レコード屋に行く度に一応はチェックをしていた。


それから2年位経ったある日のこと。
会社帰りの電車の中でJAZZ雑誌を読んでいた僕は一瞬凍りついてしまった。

日本橋にあるLIGHT HOUSEというJAZZ専門店の広告に”EASY TO LOVE”が載っていた。

我が目を疑った! 輸入盤のCDの広告だった。

次の駅で乗り換えて再び大阪方面に引き返した。

よほど、興奮していたのだろう、お店に入るや否や「”EASY TO LOVE”をください!」
と言ってしまったのだ!

店員さんは一瞬ビックリしたようで何も答えない。

僕は、スイングジャーナルの広告に出ていた”EASY TO LOVE”の事を言うと・・・
「ああ・・ってな感じでお店の奥からCDを出してくれた」

帰りの電車の中で僕は感激と一種の達成感に浸っていた。

自宅のステレオから流れてきた”EASY TO LOVE”。
あの日、吉祥寺のMEGで聴いたスウィンギーなピアノと図太いベースを思い出させてくれた。
そして、ローランドハナのバラードプレイは繊細で非常に心に響く!

この”EASY TO LOVE”というアルバムはJAZZ界において言う”名盤”ではない。
しかし、肩ひじを張って聴く”名盤”とは違ってスウィンギーで心地の良い素晴しい演奏なのだ。

僕にとってはついに探し当てた”名盤”なのだ。


限定盤だが、先月ついに”EASY TO LOVE”が再発された。

イージー・トゥ・ラヴ(紙ジャケット仕様)

イージー・トゥ・ラヴ(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: ローランド・ハナ, ベン・タッカー, ロイ・バーンズ
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2006/11/22
  • メディア: CD

LPコーナーのおばちゃんが「再発されますよ!」と言って既に8年が経っていた。

LPコーナーの元店員に聞いた話なのだが、おばちゃんはお店で突然倒れて亡くなったらしい。

大好きなJAZZのLPやCDに囲まれて亡くなったおばちゃんは幸せだったのかもしれない。

LPコーナーというお店はこのようなマニアックな店にしては珍しく、梅田本店、心斎橋店、岡山店
そして一時期は阪急INGS内に店舗を持っていた。
しかし、経営が悪化して3,4年前に倒産してしまった。

 

LPコーナーのビニール袋! 何と、まだ持っていた!!!

 

最近、店を閉めてしまったレコード屋(CDショップ?)が多い。

アマゾンやHMV等のネット販売がかなり影響しているのではないだろうか?

確かに、ネットでの買物は何の苦労も無く自分の目的の品物を見つけることが出来る。
忙しい現代人にはありがたい事である。

しかし、僕は"ネットショップでCDを買うのは味気ない"のである。
 
ショップでの買物は実際に自分で手にとって品物を確認する楽しみがある。
また、思わぬ掘り出し物を見つけることもよくある。
そして、ショップで新たに素晴しいミュージシャンやアルバムを発見することがある。
 
何より 自分の足で 苦労して探し当てた時の興奮や満足感はネットでは絶対に味わえない。
特にそれらのアルバムはいっそう思い入れが強くなってしまう。
 


LP,廃盤CD,本当に在るのかどうか解らない”噂”のブートレック盤・・・
いまだに探しつづけているアルバムがたくさんある。
 
うれしい事に僕には、まだまだいっぱい楽しみが残っている。

 


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2ndLT

JAZZ喫茶に通った事がある人なら解るだろうが、”ミエ”の世界なのだ・・・

そう、これですね。
2ndLTも全く同じです。

JAZZ喫茶に来ている人って「通な人」ばかりとお客さんみんなが思っているんですね。

だから、互いに牽制していていかにも何でも知っているという顔をしている。

でも、全てのアルバムを知っている人なんてそうはいませんものね。

僕は、蟹道楽さんが紹介するアルバムは知らないものの方が多いです。
ですから、読ませてもらって感心しています。
よく知っているなこの人はって感じでね。

そういえばずいぶん昔のことですが、
山下洋輔さんを千歳空港から札幌まで送っていったとき
ブッカーリトルの曲が車のオーディオから流れていたのですが、
アーティスト名はすぐに当てたもののアルバム名は知りませんでした。

そんなものかと不思議に思ったことがありましたが、
当然ですよね~

JAZZのアルバムだって星の数ほどあるのですから(笑)
by 2ndLT (2006-12-26 07:04) 

かおり

今日も楽しく読ませていただきました♪
私がJAZZに近づきにくい理由がなんとなく解った気がしました
なんとなく蟹さんのおっしゃるような空気があるんですよね~^^
”シロウトは引っ込んでなさい”みたいな・・・(笑)
でも、このブログがあるおかげでそのうちにはJAZZと仲良しに
なれるかもしれないな~って思っていますよ!
「ローランド・ハナ」とっても聴いてみたくなりました
私も”レコード屋”と言う場所が子供の頃からとても好きでした
今でこそ、探してまで欲しいものはそんなにありませんが
(楽しみがたくさん残っている蟹さんが羨ましいな)
かつては入り浸って、自分の勘にまかせて色んなものを買いました
当たりもあればハズレもあったけど、レコードのジャケットから
何かが出てるんですよね!”聴いてみな!!!”って光線が・・・
あ~至福の時間だったなぁ~
反応したいことがたくさんあるんだけど(おばちゃんのこととか)
長くなるのでここでおしまい!  充分長いってね♪(笑)
激動の年末、乗り越えられて良かったですね^^
by かおり (2006-12-26 08:30) 

たいへー

私もレコード屋で、探していた作品を見つけて
叫び声をあげた事がありますよ。(笑
欲しいものが手に入った時の喜びは、大きいですからね。
音を聴くまでの心の高揚は、何事にも変えられぬものですね。
by たいへー (2006-12-26 08:31) 

koto

ひとつのLPにおばちゃんのドラマがあるのね。
常に何かを求めるエネルギーはやっぱり必要やね。
子供のことばかりで忘れてた私。
ブーツを手に入れて、ちょっと思いだした。
山下洋輔と面識のある2ndLTさんにもびっくり。
by koto (2006-12-26 08:47) 

ルースターズ

あぁ。とても気持がわかります・・・・。
ステキな記事をありがとうございます・・・。
by ルースターズ (2006-12-26 09:41) 

ベアトラック

気持ち、よ~くわかります。私は、学生時代に新宿西口と渋谷の東急ハンズ向かい周辺をウロウロしてたこと、鮮明に思い出しました(笑)
吉祥寺・・・懐かしいです。阿佐ヶ谷にずっと住んでいたので、時々遊びに行きましたね。半年前、仕事の用事で15年ぶりに行ったら、随分と町の様子が変わっていて、浦島太郎状態でした。
by ベアトラック (2006-12-26 21:16) 

鯉三

ジャズ喫茶、わたしが学生の時にはすでに絶滅の道をたどろうとしていました。京都の有名なシアンクレールは三回生の時に閉店しました。LPはいいですねえ。中古レコード屋にはどれほど通ったことか。今ではMP3の出現でCDも滅びそうになってきました。とてもついていけません。そんなに何でも便利に手に入って、売れないものは全く顧みられないという風潮は悲しいものです。気になっていたアルバムをやっと手に入れた時の喜びがなくなっていくのは寂しい限りです。
by 鯉三 (2006-12-27 01:17) 

kan

初めまして、私の店ではジャズを流しています。
キースも大好きです。記事を読んでは共感したり、勉強させてもらっています。またおじゃまします。
by kan (2006-12-27 09:57) 

norman

「再び大阪方面に引き返した」って、とりつかれた少年のようで、
微笑ましいなー。 やっぱし、あのJBLで聴くから、あの時の
臨場感が蘇ってくるんだろうなー。
by norman (2006-12-27 18:47) 

蟹道楽

2ndLTさん
JAZZ喫茶に行くと自分が一番無知に感じてしまいます。
ただし、あの変に敷居が高いところも魅力なのですが。
僕は2ndLTさんが言われるほどよく知っておりません。
好みのものばかり聴いているのでかなり偏った聴き方と思います。

ミュージシャンの件ですが、2ndLTさんのおっしゃる通りのようですね。
ミュージシャンも自分の好みのレコードしか聴かないようです。
ただし、ミュージシャンの凄い所は一聴してミュージシャンを言い当てる
らしいですね。
ピアノならまだ解り易いが、ベース、ドラムも間違いなく当てるところが素人と玄人の違いでしょうか。
by 蟹道楽 (2006-12-28 00:56) 

蟹道楽

青い花さん
JAZZが取っ付き難いのではないですよ。
JAZZを”通ぶって”聴いている人たちが取っ付き難いのです。
実際いるんですよ!
「お前ら何~んにも解ってないな!」って感じのJAZZ聴きが・・・
まあ、どの世界でもこういう人種はいるのですが、JAZZには特に多いですね。
そういう人達はほっとけばいいのです!
JAZZは気持ちのいい音楽です。
先入観無しにぜひとも、青い花さんもJAZZと仲良しになってください。

遠慮しないでいくらでもコメントをお願いします。
by 蟹道楽 (2006-12-28 00:58) 

蟹道楽

たいへーさん
ありがとうございます。
欲しいものが手に入った時の喜び、音を聴くまでの心の高揚!
全くその通りだと思います。
探していたものが見つかり叫び声をあげた、たいへーさん!
やはり、たいへーさんも根っからの音楽好きということがよく解ります。
by 蟹道楽 (2006-12-28 00:59) 

蟹道楽

kotoさん
ブーツとは!
またまた高級品ですね!
エネルギーを持つことが若さと美しさの秘訣です。
2ndLTさんより、kotoさんが山下洋輔をご存知ということが驚きでした(失礼)
by 蟹道楽 (2006-12-28 01:00) 

蟹道楽

ルースターズ さん
共感をして頂きありがとうございます。
うれしいです!
やはりルースターズ さんもかなりの音楽好きのようですね。
あまり音楽に興味がない方でしたら、この気持ちは理解して
頂けないでしょうから。
by 蟹道楽 (2006-12-28 01:01) 

蟹道楽

ベアトラックさん
阿佐ヶ谷に住んでいらっしゃったのですか!
中央線も住みやすそうでしたね。
学生時代、僕は東横線の学芸大と自由が丘に住んでいました。
僕は荻窪に親戚がいたので、金欠病の時はよくメシを食べさせてもらいに行きました。
新宿西口はレコード屋の宝庫ですよね。ぼくもよく”釣”に行きました。
渋谷の東急ハンズの向かいは地下のディスクユニオンでしょうか?
近くにタワーやシスコやレコファンがありましたね。
by 蟹道楽 (2006-12-28 01:05) 

蟹道楽

鯉三 さん
僕がJAZZ喫茶に通い始めたのは大学時代で東京でした。
京都のシアンクレールについては噂はよく聞いておりましたが残念ながら一度も行った事は無かったのです。
僕の希望的観測ではMP3については全く別のメディアだと思っておりす。
ウォークマン、カーステレオ、ラジカセ等のメディアになると思っております。
少なくとも、JAZZ,クラッシックファンからは受け入れられないと思いまし、
CDのようは”カタチのある”としてのメディアは必ず残ると思います。
by 蟹道楽 (2006-12-28 01:06) 

蟹道楽

KANさん
はじめまして。
ありがとうございます。
自分のお店でJAZZを流しながら仕事をする!
なんと羨ましいことでしょう!
サラリーマンの僕としては理想的ですね。
by 蟹道楽 (2006-12-28 01:07) 

蟹道楽

NORMANさん
いや、本当に急いで飛び降りて反対側のホームに止まっている電車に飛び乗ったのですよ。
ただし、飛び乗ったのは急行ではなかったので時間がかかりイラついたことを思い出しました
by 蟹道楽 (2006-12-28 01:08) 

蟹道楽

2Kさん
ありがとうございます。
by 蟹道楽 (2006-12-28 01:12) 

megumi

ジャケがとってもおしゃれですね。。。

レコ屋さんって、いいですよね。。。
by megumi (2006-12-28 02:45) 

koto

坂田明も知ってます
by koto (2006-12-28 20:41) 

蟹道楽

kotoさん
えっ!アホの坂田のことですか?
参りました。
kotoさん、御見それいたしました m(__)m
by 蟹道楽 (2006-12-29 01:55) 

2ndLT

坂田明・・・2ndLTもよく存じております。
変なおっさんというイメージですが、頭のいい人ですね 彼は・・・
音楽職人といっていいような人です。

フリージャズは良く分からないので敬遠しがちですが、坂田明のライブを聞くといっぺんにのめりこんでしまいます。

山下洋輔の肘での演奏(弦を切ってしまう)もすごいですけどね。
もう、パワーの塊って感じです。

お二人とはしばらくお会いしていません。
また、どこかの打上げでご一緒したいなと思いました。
by 2ndLT (2006-12-29 09:53) 

蟹道楽

2ndLTさん
坂田明ってたしかに頭のいい人って感じがします。
2ndLTさんの言われている事でフリージャズについては全く同感です。
僕はオーネットコールマンやデビットマレイ等CDで聴くフリージャズはよほど体調の良い時でないと、辛いものがあります。
コルトレーンのプレスティッジ時代のアルバムも・・・・・です。
やはりこの頃のコルトレーンは”バラード”を出したからこそ、ここまで神格化されたのでしょうね。
ただし、ライブで聴くフリージャズはCDとは違って引き込まれます。
アーチシェップのライブを聴いた時はあまりのエネルギーに圧倒されて時間を忘れてしまいました。
やはりフリージャズのパワーはCDでは表現できないのでしょうか。
by 蟹道楽 (2006-12-30 02:05) 

2ndLT

フリージャズって結局演奏しているその人しか理解できていないのではと思うことがあります。

そもそもJazzがアドリブの音楽だとしても
コードだとかスケールだとかという制約の上でのものなので
それを取り払ってしまって演奏するって言うのは
聞く側がその演奏をしたときの状況に入っていないと分からないのかなと思うのです。

例えば「Body And Soul」をフリージャズで演奏するとして・・・
テーマはかなわずあるわけで・・・
そのフレーズから一応演奏を始めますよね。
その間に湧き出ててくる「身も心も」がコードを無視して(言い方が悪いですが・・)
ワーッとアドリブになっていく・・
そんな感じでしょうか?
ですから、そこでそのミュージシャンと一緒にいればその人の表現や状態が良く分かるのかなとも思います。

それじゃ、CDで聞くには・・・
どれだけそのミュージシャンの演奏を聞いて好きになったかだけでしょうかね。(笑)

僕なんかアルバートアイラーがどんなに素晴らしいといわれても聞けないですね~
素晴らしくても好きではないってことです。

逆にコルトレーンはあまりよくなくても分かろうとして一生懸命聞くかな~

フリージャズってそういう音楽かなと思いますね~

そう言ってしまうと分けわかんない・・・(笑)
by 2ndLT (2006-12-31 08:01) 

のらりくらり

一枚のアルバムへの思い…いいですね。
聞いてみたくなります。
それにしても、インターネットがない時代
本当に店から店へよく歩きました。
1駅や2駅は当たり前のように歩き回りましたね。
その途中途中に新しい発見や出会いがあって、
おもしろかったなと思います。
拘りがあるjからこそ、楽しいのでしょうね。
jazzでも何でも拘りのあるお方のお話って楽しいです。
by のらりくらり (2006-12-31 11:59) 

(。・_・。)2k

今年1年お世話になりました
良いお年をお迎えくださいませ。
by (。・_・。)2k (2006-12-31 22:51) 

蟹道楽

2ndLTさん
まさしくフリージャズは”そのミュージシャンに対していかに思い入れが強いか否か”の世界だと思います。
今まで僕はフリージャズしか聴かないという人にはあまりお目にかかったことがありません。
オーネットが好きだ!
とかセシルテイラーが好きだ!って人はいますけど。
コンサートではその場の雰囲気(コンサートに気持ちが入っている!)と視覚的要素が加わってフリーの演奏に陶酔してしまうことがあります。
しかし、家でCDやレコードを聴く場合は正直、”ラクガキ”のように感じてしまうのです。(僕に聴く耳が無いのかもしれませんが・・・)
アルバートアイラーは2,3枚持ってますが、僕も???ですね。
アルバートアイラーとかセシルテイラーとかは”ミュージシャンズ、ミュージシャン”ではないのでしょうか?
by 蟹道楽 (2007-01-02 00:15) 

蟹道楽

のらりくらりさん
ありがとうございます。
やはり、音楽好きの方はらコードの為なら、かなり遠方でも行ってしまうのですよね。
拘りすぎて無茶し無いようにだけは気をつけておりますが・・・
by 蟹道楽 (2007-01-02 00:19) 

蟹道楽

2Kさん
ありがとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
by 蟹道楽 (2007-01-02 00:20) 

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