達郎＆まりや

会社帰りにタワーレコードに寄り道した。
別に買う目的のＣＤがあった訳ではなかったので店内を物色していた。

本日発売！６年ぶりのニューアルバム　”デニム　　竹内まりや”！

竹内まりやのニューアルバムが目に付いた。

そして今、ニューアルバム”デニム”を聴きながらこの記事を書いている。

さすが、山下達郎！
非常によく出来たアルバムである。

６曲目の”哀しい恋人”はIsley Brothersファンの達郎ならではのアレンジ！
９曲目の”クリスマスは一緒に”のイントロの達郎のギターも嬉しくなってくる！
まるで達郎のライブアルバム”ＪＯＹ”の「プラスティック・ラブ」なのである。

このコーラス、ギター、アレンジ！悪く言えばワンパターンなのだが。
そしてバックを固めるのはベースの伊藤広規、キーボードの難波弘之、等・・・

完璧に完成された達郎ワールドである。

んん、達郎ワールド・・・・・

僕の周りに偶然いなかったのだろうか？

僕は今まで熱心な”竹内まりやファン”という人を見たことが無い。

 

 

ユーミン、命！　（まぁ、ユーミンは特別なのだが）

大貫妙子がやっぱり一番！

どんなに”化け物”になっても中島みゆきはやめられない！

という人達は結構いるのだが。

竹内まりやというミュージシャンは才能のあるミュージシャンである。
作詞、作曲の才能、そして声もきれいで癖がなくバランスがとれていると思う。

但し、このような才能のあるミュージシャンはたくさん存在しているがメジャーになっている
ミュージシャンは本当に”一握り”なのである。

 

竹内まりやは才能があり素晴しいミュージシャンだと思うが決定打がない。

ユーミンのような決定的な”カリスマ性”が感じられないのだ。

しかし、竹内まりや はこの世界で長くシブトく生き残ってきた。

 

山下達郎という”玉の輿”に乗ったからである。

 

竹内まりやのアルバムの売上は達郎ファンによって支えられているのではないだろうか？

結局、僕がそうなのである！

達郎ファンの僕は達郎のコーラス、ギター、そしてアレンジが聴きたくて竹内まりやを買っている。

 

 

 

Denim(初回限定盤)

• アーティスト: 竹内まりや, Alan Jay Lerner, 服部克久, 山下達郎, センチメンタル・シティ・ロマンス
• 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
• 発売日: 2007/05/23
• メディア: CD

 

 

僕は近年の”山下達郎と竹内まりや”で感じてしまうことがある。

あまり言いたくはないが・・・

昔の”秋元康とおにゃんこクラブ”

最近では”小室哲哉と安室奈美恵や華原朋美”

 

・・・何だかオーバーラップしてしまうのである。

コメント 35

おお～、蟹道楽さん独特の切り口ですね（笑
とても楽しく読ませてもらいました。
バックのセンチメンタル・シティ・ロマンスも忘れないで～
by ベアトラック (2007-05-24 06:40) 

山下達郎を外した竹内まりやも見てみたい気がするが・・・
ワンパターンも徹底すると、ある意味時代を突き抜けて、
｢スタンダード化」してしまうんでしょうね。
リスナーにとっても、自分が安心できる音楽は必要ですよ。
by たいへー (2007-05-24 07:56) 

僕も蟹道楽さんみたく、達郎のコーラス等聴きたくって所もありますけど、やはり彼女の声が聴きたくなって購入してしまいますね。ユーミンも雅隆氏のアレンジで曲や歌詞が生きてる感じがしますし。
by ab-ovo (2007-05-24 08:34) 

やけに辛口なんですね？(笑)
もう買っちゃったんだ！
私も購入予定ですよ
竹内まりやはその”さりげなさ”が身上なのだと思います
（熱狂とは程遠いところにいらっしゃる♪）
さりげなく力を抜いて、自分が思い立った時に
新しいアルバムを発表するというスタイル
それは夫、山下達郎のバックアップあってのことではあるけれど
”竹内まりや”という素材があってのことですもの
アンナ人やコンナ人と一緒にしてはイケませんよ！
夫唱婦随、美しいではありませんか♪
私は彼女が大好きですよ＾＾
もちろん達郎も☆
by かおり (2007-05-24 08:42) 

山下達郎の方があんな美人の奥さんを手に入れてラッキーだったんとちがうの～？
「デニム」いいですね！
by koto (2007-05-24 08:43) 

この間ラジオで「夫婦放談」してましたよね～
まりやさんの曲は安心できるから好きです。
とはいっても熱心なファンじゃないんですけれど・・・。
by (2007-05-24 08:43) 

まりやさんももう50代なんですね。
昔の５０代と今の５０代は、本当に違います。
歌詞も無理のない身の丈の思いをつづられているところなんか
好感が持てますね＾＾
無理して若ぶっているわけでもないし、
全て悟っているというように肩に力が入っているわけでもないし
いい感じです。
山下達郎さんも、自分の世界をまっしぐら！
いつ聞いてもやましたワールド！
でも、それがうれしいんですよね＾＾
われわれの年代には＾＾
by のらりくらり (2007-05-24 19:52) 

ベアトラックさん
お帰りなさい。
センチメンタル・シティ・ロマンスってじっくり聴いたことがないのです。
推薦盤があればよろしく！
by 蟹道楽 (2007-05-25 00:00) 

たいへーさん
ワンパターンの美学！
生き残ってきたビッグネームと呼ばれるバンドやミュージシャンは
このパターンが多いですね。
ロックではストーンズ、ボストン、ソウル系ではIsley Brothersなど・・・
この音が聴けると幸せになる！
完成された世界だからこそ感じる安心感でしょうね。
記念の500！ありがとうございます。
by 蟹道楽 (2007-05-25 00:04) 

deacon_blue　さん
ありがとうございます。
by 蟹道楽 (2007-05-25 00:04) 

ab-ovo さん

僕もやはり竹内まりやのボーカルが好きですね。
実は最近の竹内まりやよりリクエストの頃の楽曲のほうが好きなんです。
今より竹内まりやの味が出ていたような気がします。
by 蟹道楽 (2007-05-25 00:05) 

青い花さん

けっして、厳しいことを言っている訳ではございません！
もちろん、竹内まりやは好きですよ！
ただ、ab-ovo さんのコメントでも書いたように昔の竹内まりやの味が
薄くなっているような気がするんですよ・・・
何だか達朗の影が見えすぎてしまって・・・・・・

アンナ人やコンナ人と一緒にして、すいませんでした。

限定盤を狙うなら急げ！
by 蟹道楽 (2007-05-25 00:06) 

kotoさん
そうですね、あんなベッピンさんを”あの達朗”がもらったわけで・・・
フィフティーフィフティーって事でよろしいか？
やはり、顔ではないんですよ！！！
by 蟹道楽 (2007-05-25 00:07) 

しゃおたお さん

サンデーソングブックに竹内まりやがゲストで出たようですね。
僕も聴くつもりでしたが、すっかり忘れておりました。
安心感！その通りだと思います。
しゃおたお さんや皆さんのコメントを頂いて気が付きました。
安心感が竹内まりやを生きの長いミュージシャンにしたのかもしれません。
by 蟹道楽 (2007-05-25 00:08) 

のらりくらり　さん

５０歳なんですよね～美しい！
僕らが年を取って５０歳が以前より若く見えるのか？
それとも最近の５０代がお若いのか？
やはり、後者だと思いたいものですし、実際そうだと思います。
確かにまりやは年相応の歌を書いてますね。
何時までも２０代の歌を唄ってたら、無理があるでしょうし説得力も無いでしょうしね。
by 蟹道楽 (2007-05-25 00:13) 

本日、さっそく購入いたしましたよ♪
タイアップが多いのでほぼ、どこかで聴いたカンジ＾＾
私はデビュー当時も好きでしたが
「駅」「シングルアゲイン」「告白」あたりの頃が
やっぱり好きかなぁ・・・・
彼女の声は魅力的ですよね
by かおり (2007-05-25 00:43) 

2Kさん
ありがとうございます！
by 蟹道楽 (2007-05-25 01:34) 

青い花さん
夫の達郎もタイアップが多いためどこかで聴いたカンジなんです。
「シングルアゲイン」　エエですね～！
「駅」・・・たまには蟹道楽も泣きたくなります・・・・・昔を想いだして・・・

中森明菜に提供した”OH NO.OH YES!"が大好きな蟹道楽です！
by 蟹道楽 (2007-05-25 01:39) 

私も好きです！”OH NO.OH YES!”
へぇ～！明菜ちゃんに提供してたんですね？
それは知りませんでした＾＾
「駅」でどんな昔を想い出して泣いちゃうんでしょうね♪
「シングルアゲイン」はカラオケで歌っちゃいます！
あ、「駅」もね☆
今回は「返信」がけっこう”来ます”ね・・・
たまたまシングルが手元にあったのですが
どうしても映画の設定を思い出しちゃいます（観てないけど）
昨日、くるまで聴いてたらイントロでグゥ～っと・・・＾＾；
by かおり (2007-05-25 13:23) 

確かにおっしゃるとおりで、竹内まりやファンを自称する人は少ないような気がします。でも、今でも作曲も作詞もやってるわけだし、ミュージシャンとしてもキャリアは相当のものがありますよね。先日も台湾のカラオケで「涙など見せない♪」と歌ったばかりです。

やっぱり、容姿が素晴らしすぎるからかなあ．．．ちょっと、うがった見方ですが。ちなみに、わたしは大貫妙子派です。
by 鯉三 (2007-05-26 00:41) 

鯉三さん
確かに竹内まりやの曲はカラオケで歌われることが多いです！
鯉三さん！僕も大貫妙子大好きです！
Cliche、コパン、カイエ・・・この頃の大貫妙子が特に好きです！
by 蟹道楽 (2007-05-27 01:00) 

2ndLTさん
お元気ですか？
ありがとうございます。
by 蟹道楽 (2007-05-27 01:01) 

Krauseさん
はじめまして！
ありがとうございます。
by 蟹道楽 (2007-05-27 02:14) 

青い花さん

明菜は作品提供者に結構恵まれているんですよ！
竹内まりやはもちろんの事、松岡直也や何と忌野清志郎もあるんですよ！
実は僕は明菜ちゃん！好きなんですよ！
by 蟹道楽 (2007-05-27 02:18) 

お久しぶりです。
思わずうなずいてしまいました。
by megumi (2007-05-27 19:17) 

meguniさん
ありがとうございます。
お久しぶりです。
ご復帰されていたのに気が付きませんでした。
申し訳ございませんでした！
これからもよろしくお願い致します。
by 蟹道楽 (2007-05-28 00:25) 

こんにちは♪
リクエストにお応えしてみました～！
あとで削除するのではやく見に来てくださいね～
by かおり (2007-05-30 14:44) 

このご夫妻、本当にすばらしいです。日本の宝だと思います。
山下達郎は日本人アーティストで一番好きで、一番聴いてます。

私も蟹道楽さんと同じく、竹内まりやのアルバムは達郎さんを聴くために聴いちゃいます。コーラス最高！

山下達郎さんの音楽へのこだわりってほんとうにすごいですよね。
ビーチボーイズのペットサウンズの山下達郎解説もかなりマニアックで理解できないけれど、マニアックな文章で熱く語るヤマタツにぞっこんです。
by moon (2007-06-01 16:07) 

遅ればせながら・・・センチメンタル・シティ・ロマンスのアルバムは、どれもお勧めですが、強いて個人的な好みで言わせてもらえれば、やはりファーストアルバムの「センチメンタル・シテゥ・ロマンス」でしょうかねぇ。
いわゆるウェスト・コースト・ロック（？）然とした雰囲気ですが、演奏はかなり緻密で素晴らしいです。カントリーっぽいフェンダー系ギターの音の、とてもいい見本だとも思います。
ファーストアルバムの収録曲ではありませんは、「ハイウェイ・ソング」も大好きな1曲です。この曲を最前席かぶりつきで観た、高校3年の時の地元ライブの興奮は、今でも忘れられません。ちなみに、その当時（だったと思うけど）、僕の「またいとこ」がマネージャーをしていました。
by ベアトラック (2007-06-02 10:29) 

竹内まりやはデビュー当時からのファンです。
「Beginning」1978年のアルバムですが、これはすり切れるほど聴きました。
その頃から、山下達郎が関わっていましたし、Lee RitenourやTom Scottがバックをつとめるなどすごいミュージシャンだと思っていました。
by 2ndLT (2007-06-02 11:43) 

moonさん
この夫婦はあまりにも理想的すぎて非現実のような気が致します。
僕も日本人ミュージシャンで初めて好きになったのが山下達郎です。
気が付けば達郎を聴きはじめて２８年になりますね～
ペットサウンドの解説が達郎だったとは知りませんでした！
再発盤のＣＤでしょうか？
機会があったら読んでみたいです。
by 蟹道楽 (2007-06-04 00:04) 

ベアトラックさん
やはりファーストがいいのですか！
僕の知り合いのセンチメンタル・シティ・ロマンスファンに聞いても”ファーストが一番や！！！」と言っておりました。
ぜひとも、聴かせて頂きたいと思っております。
”カントリーっぽいフェンダー系ギターの音”・・・
なるほど！
この知り合いはジョンクーガーの大ファンなんですよ！
by 蟹道楽 (2007-06-04 00:09) 

2ndLTさん
いやいや、すいません・・・・・
”竹内まりやの熱心なファンがいない”・・・と言ってしまいました。
2ndLTさんという”こんなにも身近な方”がいらっしゃいました。

この度の記事を書いて強烈なカリスマ性ではない”さりげない”竹内まりやのファン層が多くいる事が認識できました。

まだまだ、未熟者の蟹道楽です。
by 蟹道楽 (2007-06-04 00:14) 

出遅れちゃいました・・・ちょいと忙しブリ(^_^;)
玉の輿だったんですかー？私は達郎サンが得したのかと(-_-;)
それにしても、秋元＆おにゃんこと一緒じゃまりやサン可愛そすぎません？！
確かに熱狂的なファンという方は見た事ないですが・・・！
達郎サンのｓｏｎｏｒｉｔｅというアルバムはよく聴いています、私＾＾♪
木管の演奏部分が好きです。歌っていうより。。でも２曲目はジンとくる。
by ぐれなでぃん (2007-06-04 20:53) 

ぐれなでぃんさん
ＳＯＮＯＲＩＴＥも発売日に購入しましたが正直あまり聴いてないのです。
やはり８０年代の達郎のイメージが強すぎて・・・
しかし、さすが職人！達郎！最近のアルバムは隙がありません！
見事な作り込みだと思います。

んんん・・あの顔で（失礼）、あんなキレイな嫁はんもらったんですから・・
やっぱ、達郎が得したんでしょうね！　男は顔じゃない！！！・・・（涙）
by 蟹道楽 (2007-06-06 00:47)