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喫茶店のナポリタン [Fusion]

喫茶店で食べるナポリタンスパゲティは不思議なことに、どこで食べても同じ味だった。
 
僕は浪人時代、ナポリタンをよく食べた。
 
以前の記事で紹介した思い出の喫茶店で一週間の半分位はナポリタンを食べていた。
 
この喫茶店の常連客になった僕は、たまに店番を任されるようなった。
そして注文があれば喫茶店のママから伝授されたナポリタンを作っていた。
 
ママから伝授されたナポリタンの作り方は・・・
 
バターでたまねぎ、ビーマン、マッシュルーム、安いハム(ロースハム等の高級なハムは
使わない! 赤っぽい安いハムのほうが合う)を炒める。
湯で溶いた少量のマギーブイヨンを入れる。
ケッチャップと少量のウスターソースで味付けする。
最後に少々炒めて香ばしい感じにする。(ここがソースを絡める一般的なパスタとは違う)
 

最近は喫茶・軽食という昔ながらの喫茶店が無くなってきた。
そのため、喫茶店のナポリタンを食べる機会が無くなってきた。
 
街には本格的な美味しいパスタのお店がいっぱいある。

しかし、無性に喫茶店のナポリタンを食べたくなることがある。

 
表現が悪いが、あの”安っぽい味”が忘れられない。
 

 


先日、とあるショットバーのBGMでシャカタクが流れていた。

 

ナイト・バーズ

ナイト・バーズ

  • アーティスト: シャカタク
  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1991/06/25
  • メディア: CD


この手の音楽はBGMと呼ばれ熱心な音楽ファンからは敬遠されがちである。
そもそもフュージョンという言葉さえ嫌う”ジャズファン”は全く認めないのである。

このアルバムがヒットした頃、バブルの始まりを予感させる80年代初頭。

田中康夫の”なんとなくクリスタル”や「マル金、マル貧」という流行語を生んだ
”金魂巻 ”によって”マル金の洒落たライフスタイル”に憧れた時代だった。

またDCブランドが流行って街を歩く20代はみんなダーク系の服で着飾っていた。

とにかく”軽い時代”だったのだ。

”シャカタクのナイトバーズ”の”軽さ”はまさしくこの時代を象徴する音楽だった。

DCブランドで着飾った僕らは渋谷や自由が丘のカフェバーで”洒落た気分”を
味わっていたのだ。

といっても、学生や兄ちゃんばかりのガキ相手のカフェバー。
所詮は2流のカフェバーだった。
しかし、僕らの気持ちは”洒落たライフスタイルもどき”を本気で満喫していた。

これらのカフェバーのBGMにシャカタクはよく流れていた。

シャカタクには毒も癖も全くない。

”音楽はある程度、アバンギャルドなところが無ければならない!”

少なからずとも音楽にこだわりを持った僕はこの”BGM”を聴く事に抵抗があった。
 
しかし、聴いてみるとなかなか心地が良い。
アルバム全体は”ファンクもどき”のリズムで味付けされた仕上がりである。
”アカ抜け”てはいないが、お洒落っぽいアレンジと、曲の出来がいいのだ。

 
シャカタクを聴くと、背伸びした学生時代のカフェバーを思い出す。


”B級品”も本物に思えたあの頃は”ほのぼのとした時代”だった。
 

 


銀色のスティールの皿に盛られた軽食・喫茶店のナポリタンスパゲティ。
 
粉チーズをたっぷりかけて食べるのが好きだった。

 

   
 

 

 

”喫茶店のナポリタン”と”シャカタクのナイトバーズ”

 


”B級グルメ”の魅力で、年に何度か僕の体が要求するのである!

 

 

   


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悲劇 [Fusion]

かしわと納豆が苦手だ。
かしわ? 何それ?と思った人。
あなたは東日本の人ですね。
かしわとは鶏肉の事。(独自の調査によると、主に近畿、中国、四国地区の呼び名みたいだ)
学生の時、東京で「かしわ」というと皆???だれも知らない。
ええぇ~とびっくりしていたら、東京人の友人Nが「じゃあ、関西ではブタ肉は何て呼ぶんだ?」て聞かれた。
・・・・・一本取られました。肉の中で特殊な呼び方は”かしわ”だけです。

悲劇 Part 1

いかなる時も、気を抜いてはいけない。
僕の通う大学構内にハンバーガー屋があった。
フィッシュバーガーを買って、何の疑いも無くかぶりついたら・・・
悲劇が起こった。
おおおおおおおおおお!
「ちちちちち、チキンや!」
おぞましい事にチキンバーガーだった。
ゲロゲロゲロ!おえおえおえ!!
吐き出し捨てた。
パッケージもフィッシュバーガーと書いてある。バイトのミスだろう。
店に文句を言う気力も無くショックで帰宅した。
この時以来マクドでフィレオフィッシュを食べる時は中身を確認する。

悲劇 Part 2

いかなる時も、気を抜いてはいけない。
学生時代、カノジョから食事の招待をうけた。
優しそうなお母さんとお姉さんがご馳走を用意して迎えてくれた。
お父さんは留守だった。・・・緊張感は無くなった。
和やかな雰囲気でおいしい食事を頂いていたのだが、悲劇が起こった。
なんかゴルフボールのような天ぷらがあった。
何の警戒感も無く口に入れて噛んだ。
おおおおおおおおお!
「ななななな、納豆や!」
おぞましい事に納豆の天ぷらだった。
ゲロゲロゲロ!おえおえおえ!!
しかし、このシチュエーションでハンバーガーのように吐き出せない。
僕の口の中で核戦争のような一瞬の壮絶な戦いが始まった。

ご飯を口に入れ思い切り飲み込んだ。・・・
ゴクリ・・・・・飲み込めた

しかし、戦いはまだ終わってない。

僕の皿に納豆天ぷらがあと一個残っている。

何とかしなければ・・・・・

チキンバーガーにしても、一個目の納豆天ぷらのしても前知識が無かったので口に入れられた。
しかし、「納豆」ということを十分認識している今、口に入れることが出来るのだろうか?

しかも家族の方々の視線は100%僕に向いている。
捨てる事も、隠す事も不可能だ。

食うしかない・・・。切腹する時の武士の気持だ。
一個丸呑みはきついので半分に分けた。

しかしこの作戦が裏目にでた。
半分にした為、納豆本体がモロに見えて視覚的な攻撃も加わったのだ。

もう自ら考える余地をあたえず、一機にご飯味噌汁と共に流し込んだ。

・・・・・終わった。

・・・・・心身ともにグッタりと疲れた。

・・・・・目頭が熱くなった。

僕の納豆嫌いを知っているカノジョは目を真っ赤に染めて押し殺すように笑っていた。

いかなる時も、気を抜いてはいけない。

優しいお母さんは、おかわりの納豆ボールを僕のお皿につけてくれた。

そのカノジョが大好きだったハービーハンコックのヘッドハンターズ。

ヘッド・ハンターズ

ヘッド・ハンターズ

  • アーティスト: ハービー・ハンコック, ポール・ジャクソン, ベニー・モーピン, ハービー・メイソン, ビル・サマーズ
  • 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2001/03/23
  • メディア: CD


僕は大嫌いだ。

何が名盤だ!Jazzをなめている。
特に2曲目のウォーターメロンマンが大嫌いだ。
酔っ払いのマサイ族のようなイントロがふざけている。

メロンと言えば全く関係ないが最近、車で販売するメロンパン屋が多い。
いつも近所のスーパーで止まっているのだが女子高生や若いお姉ちゃんの列が出来ている。

昨日、このメロンパン屋に誰も並んでいなかったので一度は買ってみようと近づいた。

いかなる時も、気を抜いてはいけない。

派手でかわいい帽子とエプロンをしたメロンパン屋のおっさんは暇そうに車の中で鼻クソをほじっていた。

もちろんメロンパンは買わなかった。


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