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にほんのろっく [ROCK]

ほー、このようなCDが発売されていたとは知らなかった!
高校時代の愛聴盤の「RHAPSODY」の完全実況録音盤!!
おまけにDVDまで付いているではないか!!!

 

RHAPSODY NAKED (DVD付)

RHAPSODY NAKED (DVD付)

  • アーティスト: RC SUCCESSION, 忌野清志郎
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・シグマ
  • 発売日: 2005/10/26
  • メディア: CD

 

 

洋楽ファンの僕が初めて買った日本ミュージシャンのレコードは山下達郎。
そして、次に買った日本ミュージシャンはRCサクセションだった。

高校1年まで僕は日本のPOPSにあまり興味を持てなかった。
そもそも、POPS(特にROCK)は英語圏の音楽。
曲に歌詞を無理やりのせてしまう為、意味不明な英語の歌詞が入ってしまう。
特に昔の歌謡曲にその傾向が多かった。
当時、僕は日本語はROCKやPOPSに向かないと思っていた。

ところがRCサクセションはROCKとして全く違和感を感じなかった。

RCサクセションは日本のROCKミュージックには無い”陰や毒”を感じた。

忌野清志郎はYahhh!、BABY!、OK!とか連発する。
また、曲の出だしには「ワン、トゥー、ワン、トゥー、さん、しー!」と叫ぶ!


それは英語を使った”おちゃらけ”に感じた。
英語モドキをギャクとして使っていたのだろう。
つまり、かっこ悪いことをワザとやって照れ隠しをしているように見えた。

Oh,Ya! という曲がある。
オー!ヤー! → おおやー! → 大家!
この曲は自分の住んでいるアパートの大家が気に食わないという内容の曲である。

また、清志郎が後に結成したTimers(タイマーズ)というバンドがある。
タイマーズのテーマという曲の歌詞も
”Hey Hey We're The Timers ! Timerを持っている! ”・・・なのである。

もうお解かりでしょうが、 ”大麻”-ズ、なのである。


清志郎の歌詞には常に英語を使うことの「居心地の悪さ」を感じてしまう。
僕はこの感覚に非常に共感をおぼえたし、逆に気持ちよく聴くことが出来たのだ。


また、RCサクセションの歌詞も独特だった。

”お月様、お願いあのコを返して!”

”キミのパパもママも解ってくれるさ!”

”若き日の百万馬力”・・・等々


特に「トランジスタラジオ」という曲では・・・

”授業中あくびしてたら、口がでっかくなっちまった”
”居眠りばかりしてたら、もう目が小さくなっちまった”

どこまでがギャグなのかそれとも本気なのか???

普通に考えればROCKの歌詞とは思えないし、ただのコミックバンドなのだ。
しかし、RCサクセションは全く違和感無く日本製のROCKを完成させた。

 

ライブアルバムの「RHAPSODY」を聴いてライブを観たくなった。

そして高校2年生の時、初めてRCのコンサートに行った。
この頃のRCは一般的に有名なバンドではなくアンダーグランドな存在だった。

忌野清志郎の奇抜なファッションもあってかパンク系のファンが多かった。
コンサート会場には、首からクサリを垂らしている兄ちゃんやSMファッション
の様なお姉ちゃんがたくさんいた。
スタジャンを着ていた僕は逆に目立って、居心地が悪かったのを憶えている。

奇抜なファッションの中、特に目を引いた2人組がいた。
見事なまで看護婦さんのコスチュームだった。
しかし普段見慣れたの看護婦さんと大きく違った点があった。


2人とも茶髪のカーリーヘアーで真っ黒のサングラスをかけていた。

RCのコンサートは予想以上の盛り上がりだった。
オープニングから会場総立ち!
しかし、僕はコンサートとは別に2人の看護婦さんが気になっていた。
2人は盛り上がりとは関係なく、不気味なほどに静かにステージを観ていた。

一方会場は「キョーシロー!チャボー!」といった掛け声と、観客のジャンプによる振動。


「これが噂に聞くRCのコンサートなんだ!」


僕は圧倒されてしまった。
ところが突然演奏が中止されメンバーが舞台裏に引っ張って行かれた。

突然、RCのメンバーがいなくなったステージ!
会場に”落着いた語り”による放送が鳴り響いた・・・

「これ以上コンサートを続けるのは危険ですので中止致します!」

この頃、レインボーのコンサートで興奮した観客がステージに雪崩れ込んで
観客が亡くなった事件があったばかりだった。

もちろん観客は黙ってはいないし、RCファンにしてみたらレインボーなんか関係ない!
とくにこの会場はパンク系の兄ちゃん、姉ちゃん達ばかりなのだ!
特に過激そうな連中がステージに詰め寄って騒ぎ始めたのだ!

その騒ぎの先頭には・・・

2人のカーリーヘヤーの看護婦さんがステージに生卵を投げていた・・・

 

 

 

RCサクセションで一番のロックンロール ”ロックンロールショー”

 

授業中あくびしてたら、口がでっかくなっちまった・・・  ”トランジスタ・ラジオ”

 

そしてタイマーズ!
生放送で思いっきりやってしまった2曲目のFM東京事件!

 

さて、「RHAPSODY」の完全実況録音盤!! である。

オリジナル「RHAPSODY」に収録されていなかった曲を聴いてみたい!
また、この頃のRCのライブも観てみたい!

でも、もう二十数年前のことである。
初めて観たRCサクセションのコンサートのイメージ・・・
過激なカーリーヘアーの看護婦さんの思い出・・・・・


何だか、このCDを買わないほうがいいような気がして、購入をためらっている。

 


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NO ! CCCD [ROCK]

CCCDをご存知ですか?
Copy Control CDの略、コピー防止の為に音楽業界が導入した”CDもどき”。
CDのように見せかけているが規格に違反しているため、「CD」ではない。

正規のCD商品についている「compact disc」のロゴマークがついていない。


その代わり、CCCDのロゴマークがついている。

      


この”CDもどき”、とんでもない食わせモノなのだ。
 
※  「音が悪い」らしい
※  再生できないことがあるらしい
 
・・・らしい、というのは実際に自分のオーディオで再生した事がないため。
 
「音が悪い、再生不可能」と全くの欠陥品だが、それ以上に”CDもどき”は恐るべき製品なのだ。
 
それは
 
※まれに、CDプレーヤーを壊してしまうらしい。
 

オーディオメーカーのアキュフェーズは自社のCDプレーヤーのカタログにCCCDの再生について、下記のように警告している。


 

 

また”CDもどき”本体にも次のような免責事項 が記載されている。
 
「パソコンで再生やコピーを試みた場合や、専用プレーヤソフトでの実行に伴う、
データ損失や動作不良、レコーダを含む再生機器の異常動作・動作不良等の如何なる
損害についても補償いたしません。」
「一部のCDプレーヤー、DVDプレーヤー等では再生できない場合があります」
「製造工程上の不良品以外、交換・返品・返金には応じられません」
 

大手のレコード会社でありながら規格違反の製品をあたかも普通のCDのように堂々と販売して、
「欠陥品って書いとるやろ!買うたお前がアホやねん!」というスタンスだ。

 
なんともヤクザな!
 
こんなソフト、恐ろしくて我が愛するオーディオで再生出来るわけない!
 
著作権を侵害する違法コピーは法律違反ということは当然のことである。
レコードの時代から今まで、コピーする側とされる側の問題は進展無く続いている。
レコード会社はこの問題について根本的な解決を全く怠っていた。
 

なぜ、コピーをされるのか?
 
なぜ、CD等のメディアの売上が伸びないのか?
 

音楽業界は真剣に考えた事がないのだろう。
 
レコード会社は「違法コピーのおかげでCDの販売量が減っている」という結論ありきなのだ。
 
音楽が好きな人は思い出してほしい。
音楽にハマっていったのは多分10代の半ば~後半ではないだろうか?
 
若い感受性の敏感な年代、音楽に興味を持った人は”乾ききったスポンジが水を吸う”ように
いくらでも音楽を吸収していったのではないだろうか?
 
僕もこの頃、「もっと聴きたい!もっと聴きたい!」といつも体が音楽を要求していた。
しかし、中高生の頃、レコードをふんだんに買えるお小遣いは持っていない。
そこで、友達とレコードを分担して買って貸し借りをしていた。
 
この頃、音楽にのめり込んでしまったら一生音楽から逃れられない体になってしまう。
音楽を趣味にする為には最も重要な時期なのである。
音楽業界にとってはこの時期を見逃してはいけないのである。
特に中高生は立派な見込み客なのだ。
 
CCCD導入で特に力を入れているのはエイベックスとEMI。
エイベックスには若い人が聴くミュージシャンが多い。
ところが、PCでコピー出来ないCCCDではiPOD
で聴く事も出来ない。

今までも何度か書いたが僕が中学生の頃、洋楽を聴いている奴は数えるほどしかいなかった。
それに比べて近年は洋楽もかなり一般化してきた。
僕らの子供の頃と違いレンタル屋の出現によって安い値段で多くの音楽を楽しむことが出来る。
音楽を聴かなかった層の人達がレンタル屋さんの出現によって音楽を聴きだし全体の音楽人口が底上げされ結果、音楽産業全体が潤ったように思う。
 
音楽好きの大人になってCDを買える余裕が出来たら自分の大好きなミュージシャンはレンタル
ではなく、CDを購入するのではないだろうか。
 
キースジャレットやジョンレノンのアルバムをレンタル屋で借りようと思ったことは一度もない。
 
今の時代、待つだけで商売が出来るほど甘くはない。
これだけのマーケッティングである。
全体の音楽人口の底上げ”音楽好きの育成”という前進的な戦略くらい考えるべきだろう。
 
いつまでもコピー防止にやっきになっている音楽業界。
 
正直、僕は「CCCDなんか購入しなければいいのだ!」と気にもしてなかった。
しかしEMIにいたってはビートルズ、ジョンレノン、ストーンズまでCCCDを導入してきた。
EMIはジョンレノンの”Acoustic”やリマスタ盤の一部、また最近のストーンズのアルバム
”Forty Licks”と”A Bigger Bang ”の日本盤とUK盤をCCCDで発売したのだ。
US盤がノーマルCDだったのでUS盤を購入した。
しかし、次のアルバムはUS盤もCCCDに・・・と考えればゾッとする。


 
目先の対策のCCCD導入は、問題は解決されるどころか一層状況が悪くなるばかりだ。
積極的にCDを購入していた僕も、さすがにこの状況をみれば嫌になってくる。
 
音楽業界は古い固定観念を打破しなければいけない。

このままでは”次世代の豊かな音楽環境”を潰される予感がするのである。

 

 

 

コピーコントロールCD反対!ロゴ・・・よかったら使ってください!

 

 

 

購入時、要注意 ! これは”CDもどき”!

とりあえず、CCCDで気の付いたCDをピックアップします。
また、徐々に更新していくつもりです。

 

ザ・ビートルズ ’64 BOX (CCCD)

ザ・ビートルズ ’64 BOX (CCCD)

  • アーティスト: ザ・ビートルズ
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2004/11/17
  • メディア: CD
心の壁、愛の橋<リミックス&デジタル・リマスタリング>(CCCD)

心の壁、愛の橋<リミックス&デジタル・リマスタリング>(CCCD)

  • アーティスト: ジョン・レノン
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2005/11/16
  • メディア: CD
ロックンロール (リミックス&デジタル・リマスタリング) (CCCD)

ロックンロール (リミックス&デジタル・リマスタリング) (CCCD)

  • アーティスト: ジョン・レノン
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2004/09/29
  • メディア: CD
LOVE ~ジョン・レノン・アコースティック・ギター~ (CCCD)

LOVE ~ジョン・レノン・アコースティック・ギター~ (CCCD)

  • アーティスト: ジョン・レノン
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2004/09/29
  • メディア: CD    

 

ア・ビガー・バン スペシャル・エディション (限定盤DVD付) (CCCD)

ア・ビガー・バン スペシャル・エディション (限定盤DVD付) (CCCD)

  • アーティスト: ザ・ローリング・ストーンズ
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2006/01/25
  • メディア: CD
ア・ビガー・バン (CCCD)

ア・ビガー・バン (CCCD)

  • アーティスト: ザ・ローリング・ストーンズ
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2005/08/31
  • メディア: CD
LIVE LICKS(CCCD)

LIVE LICKS(CCCD)

  • アーティスト: ザ・ローリング・ストーンズ
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2004/11/03
  • メディア: CD

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再会 [ROCK]

週に2回約6km、夜にジョギングをしている。
昨年の3月頃からジョギングコースで友達が出来た。
 
ある家の玄関先につながれていた子犬である。
 
その家については住人おろか名字すら知らない。
ジイさんの一人暮らしのようで時々、娘さん?(だと思う)が出入りしている。
 
子犬は由緒正しいまったくの雑種犬。
子供に犬の絵を描かせれば10人が10人描くような”平凡な犬”。
 
夜は寂しいのだろう、子犬は横を通るだけで「キュンキュン」と泣いていた。
ついつい、この子犬をかまうようになってしまっていた。
1ヵ月もすると僕の足音が解るのか、僕が家の近くまで行くと犬が出てきて待っているのだ。
 
こうなると可愛くなり、犬に毎晩待たれているような気になってしまった。
その結果、週二回のジョギングがほぼ毎晩になってしまった。
おかげでウエイトも2Kg減。
 
この犬は”やんちゃ”でひじょうに元気がいい。
ある時は家のすだれをボロボロにしたり、又ある時は束にしていた古新聞をバラバラにしていた。
そしてその都度、ジイさんにシバかれていた。
一番笑ったのは犬小屋をひっくり返して中に入れなくなって途方にくれていた。
この犬小屋、ジイさんの手作りなのか、なかなかの力作だった。
 
犬はジイさん達に可愛がってもらっているようで、うれしそうにジイさんやジイさんの娘さん?
といっしょに散歩をしていた。
 

ところが9月の終わり頃、犬が姿を見せなくなった。
いつも、繋がれている場所にもいない。
それから一週間くらい経ったある日、玄関先にあった犬小屋が解体されていた。
 
もしかして・・・・・嫌な思いが頭をかすめた。
 
よく見れば、家もジイさんが住んでいる気配も無くなっていた。
どこかに引っ越したのだろうか?
しかし、犬小屋まで解体することはないだろうし・・・。
 
犬のおかげで毎日ジョギングをしていたのだが、目的が無くなると以前のようにジョギングは
週二回に戻ってしまった。
それと同時に僕のウエイトも元に戻ってしまった。
 
いつものジョギングコース、しばらくはその家の前を通ると犬の事が気になった。
 
 
先日の夜ジョギングをしていて突然、僕に向かって飛びかかるように犬が突進してきた。
クサリに繋がれていない犬だった。
 
僕が子供の頃は繋がれてない犬も多く、犬は自由に歩いていた。
しかし最近は小型の座敷犬以外の犬はほとんど繋がれている。
繋がれてない犬は野良犬の可能性もある。
野良犬だとやっぱり危険な事もある。
 
びっくりして立ち止まったのだが、向かってきた犬も3mほど距離をおいてこちらを見ている。
 
最初は暗がりでよく見えなかったのだが・・・・
 
おおおっ!!! 何と!よく見るとあの犬ではないか!
 
成犬になっていたのだが、まさしくあの犬なのだ!
 
僕が近寄ると犬は二歩ほど後ろに後退りした。
僕は犬に「おいおい!」と声をかけた。
そして以前のように口笛で呼ぶと僕の足元にすり寄るように”おすわり”をした。
 
僕を覚えていたのだ。
犬は目を細めてしっぽを振っていた。
うれしくなってしばらく頭を撫ぜてやった。
すると犬は気持ちよさそうにゴロゴロ寝転がった。
 
しばらく撫ぜていたのだが、僕は立ち上がった。
すると犬も僕が立ち去る事が解るのだろう、犬も立ち上がった。
まったく以前の子犬時代と同じである。
そして犬は家の方に帰っていった。
 

偶然に2、3日後、車で例の家の前を通った。
ジイさんが綱をつけた犬を連れて出てきたのを見た。
 
ジイさんは犬を連れて自分の家に定期的に帰って来ているのだろう。(あくまで想像)
 
何よりも、犬が元気でいたことが確認できて”ほっと”した。
 
さて、こんどはいつ犬と会えるだろうか?
 
毎日とはいかないが、以前のようにジョギングの回数が増えそうである。
 
また犬に会える日がすごく楽しみなのである!
 
 

楽しみといえば4年ぶりにブライアンフェリーのニューアルバムが出るのである。
 
Dylanesque

 
 
今回は全曲ボブ・ディランのカヴァー・アルバムのようだ。
ブライアンフェリーのカバー曲はオリジナルに近いアレンジなのだが不思議なことに
ブライアンフェリーの世界なのである。
 
例えば、ジョンレノンのジェラスガイをカバーしているが、これもまた、ブライアンフェリーの
作品として仕上がっているのだ。
 
ニューアルバム、実に楽しみなのだ!
 
 
しかし欲を言えばやはりオリジナルアルバムを出して欲しい!
 
Boys and Girls

Boys and Girls

  • アーティスト: Bryan Ferry
  • 出版社/メーカー: Virgin
  • 発売日: 2000/03/28
  • メディア: CD
学生時代、聴きまくった最高のアルバム!
Slave to Love  と Don't Stop the Dance は何回聴いたことか! 
 
 
でも、もっと欲を言うと
ROX MUSIC のニューアルバムを聴きたい!
 
 
 
元気でいた”友達(犬)”へ!
YOU'RE MY BEST FRIEND  / QEEN
 
 


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根性なしが! [ROCK]

昔から”おかき、あられ、せんべい”が大好きだ。
子供の時、おやつといえばおかき、あられ、せんべい。
また、小遣いで近所のたこ焼き屋にたこ焼き3~5個を買いに行った。
昔はたこ焼きも単品(1個10円だった)で売ってくれた。
ケーキやチョコレートといった甘党のお菓子より、おかきやたこ焼きが好きだった。
おかき好きの僕は子供の時からの思いがあった。
 
「おかき、あられ、せんべいの本場は新潟である!」
 
今のように全国の特産品が気軽に手に入る時代ではなかった。
亀田製菓、三幸製菓など普段、口にする”おかき”の会社は新潟なのだ。
 
子供の時から”おかき=新潟”のイメージが固まってしまっている。
店頭でも、新潟ブランドのおかき類を選んでしまう。

うれしい事に最近は全国の美味しいおかき類が購入できるようになった。

例えば・・・・・・

もち吉

福岡のメーカーで最近、こちらでも有名になった。
希林あげ  

サクサク感とこの微妙な甘みがたまらない。

 

たぬき煎餅

しょうゆ味の東京らしい上品なせんべいである。

 

昔、贈答用の製品には小さな焼き物のたぬきが付いていた。
これがめちゃめちゃ可愛かった。
 


坂角総本舖

名古屋の老舗である。
”ゆかり”といったほうが解りやすいだろう。

 

美味いのだが、普段食べるには高価すぎる。
 

兵庫県のはりま焼き
これは新潟以外で唯一、子供の時から食べている醤油せんべい。

 

のりおかき

 青海苔の香が香ばしい!

 

一方、本場新潟は・・・・・・
 

味のれん
今、一番のお気に入りのお店である。
特に”あげもち”は絶品なのだ。
現在、僕の中ではNO.1なのである。

 
栗山製菓
ヒット商品「ばかうけ」はやはり美味い!


若者、子供をターゲットにしたイラストも悪くはないが、僕としては正統派パッケージ路線
のほうが、好印象なのだが・・・

亀田製菓
やはり、柿の種やハッピーターンは定番品である。
これらの商品が僕のおかき好きのルーツかもしれない。

 

最近は通販で味のれんを購入することが多い。
 味のれんのカタログを見ると昔では考えてもみなかった新種も多い。
 ”マカダミアおかき”とか不思議なものもある。

食べてみると悪くはないがどうもしっくりこない。
 
また僕が一番ダメなのは”ぬれせん”なのだ。
誤ってお茶の中にせんべいを落下させたような製品。
噛んだ瞬間の”ヌメッ”とした食感がダメなのである。
「この、根性なしが!」と思ってしまう。
せんべいはやはり”パリッ”とした食感が命なのだ!
 
”根性なし!”というと、柿の種をチョコでコーディネイトされたものがある。

僕にしてみれば言語道断の製品なのである。
 
最近は全国に美味しいおかきやせんべいが出てきた。
しかし、僕には”おかき、せんべいは新潟である!”というイメージが染み付いている。

ところで最近、食品の世界は食物の原産地が全く信用出来なくなっている。
外国産のうなぎを浜名湖に一週間放流して「浜名湖のうなぎ」と偽るもの・・・
また、北朝鮮で獲れたアサリを有明海に何日か放流して!”有明産と表示していたらしい。
立派な詐欺の世界である。
 
この度、購入した”新潟、柿の種”!

ええっ・・・・・

詐欺や!

「愛知とか名古屋とか書かんかい! この根性なしが!!! 

 

今回は”根性なしアルバム”をピックアップしてみた。
 

Japan
このバンドほど”根性なし”という言葉が似合うバンドはいない。
ジャケットを見れば、ローソンの駐車場で地面に座りラーメンを食っている連中のようだ。
ヴィジュアル系の元祖かもしれない。
しかし、音は伝統的な陰のあるヨーロッパ系ロックで僕の好みなのだ!
ルックスが馴染めなかったがファースト、特にセカンドは中学生の蟹道楽の愛聴盤だった。
 

 

Girl
Japanから3年後位に出てきたビジュアル系ハードロックバンド。
美形ボーカリストのフィリップルイスは人気があった。歌が上手い下手は別にして声の質が結構好きだった。

音は心地よいストレートなハードロック。

 

 

VISAGE
ニューロマンティックという”胡散臭い”ムーブメントにのってデビューした。
スティーブストレンジのメークは僕には”ちんどん屋”にしか見えなかったが人気があった。

 

音はヨーロッパテイストのYMO!でも、もう”ヒトヒネリ”欲しかった。
見事な一発屋で最後は万引きして捕まったらしい。
売れなくなったミュージシャンの末路は悲しいものである。

 

 

KennyG
ケニーGの音楽を聴くとハワイ土産の「ナッツの入ったチョコレート」を思い出す。
チョコレートの味はしているが、チョコレート風味が無く”甘い”だけ。
またナッツもナッツの味はしているが”カサカサ”で味が無い。
断わっておくが、この手の音楽を否定するつもりは全く無い。
店頭でこのミュージシャンのCDがジャズ、フュージョンコーナーにあることがなのだ。
良し悪しは別にしてムードミュージック、BGMコーナーが適切なのではないだろうか?

 

Miles Davis / You're Under Arrest
エレクトリックマイルスは正直全く興味が無い。
しかし、マイルスがJAZZの低迷期に試行錯誤していることはよく解る。
が、マイケルジャクソンの”ヒューマンネイチャー”やシンディーローパーの”タイムアルタータイム”
をカバーしたこのアルバムはひど過ぎた。
決して選曲が悪い訳ではない。
この有名なポップスをいかにJAZZに料理するかがJAZZミュージシャンの腕の見せ所なのだ。
しかし、マイルスはタダのカラオケにしてしまった。
これでは、スーパーマーケットのBGMなのである。
ケニーGなら解るが(失礼!)帝王MILESがやってしまったののである。
”RoundMidnight”や”My Funny Valentine”という名盤をつくった帝王MilesがこのようなBGMアルバムを発表すること自体が詐欺なのだ!

 


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12月8日 [ROCK]

ジョンレノンが撃たれた日。
僕は高校2年生だった。

「悲しい」、とか「つらい」、とか・・・不思議にそんな気持ではなかった。
驚いたというか・・・信じられない・・・というか、残念な気持だった。


大きなネタを得たマスコミは、まさに”水を得た魚”のようだった。


テレビ局は、こぞってジョンの追悼番組を放映した。
ほとんどの番組はビートルズ時代の映画やソロ時代のジョンの映像を切り貼りしたもの
を流し、音楽評論家が”当たり前の事”を討論する粗悪な内容だった。

ラジオ番組はジョンとビートルズの曲を流し続けた。

ニュースではアナウンサーが白々しくも”昔からジョンのファンだ”と誇らしげに語り、
街角インタビューでは、ねえちゃん達がヘラヘラ笑って「悲しいです!」と答えていた。

マスコミの過剰な報道のおかげで、高校の中でも「”びーとるず”の”じょんれのん”って
いうメンバーが殺されたらしいで!」という会話が聞こえてきた。


そもそも僕が高校生の頃は、ROCKというか洋楽を聴いている人はクラスに一人か二人
くらいのものだった。

最近はROCKは一般的になったが、この頃ROCKを聴いているのは少数だった。

また当時、音楽雑誌に東芝EMIが”追悼盤”としてジョンやビートルズのレコードの広告
を大きく掲載していた。

ジョンの死に関連した事すべて、商売のニオイがプンプンしていた。


まさしく”祭り”だった。

高校生の僕でも、ジョンレノンに群がるマスコミや企業は死肉をあさるハイエナのように感じた。


そもそもジョンの死を深刻に受け止めている人は、ほんの一握りのファンだったと思う。


また、この二十数年間でジョンレノンはマスコミによって”神”に祭り上げられたように感じる。
今、仮にジョンが生きていたら、ここまで神格化されてなかったとも思う。
ジョンについて評論家やマスコミは”カッコよく解釈した”思想的な部分を取り上げて、
いかにも自分たちがジョンの理解者のように振舞ってきた。


僕にとってジョンは”神”でも”教祖”でもない、天才ミュージシャンでありアーティストなのだ。

ジョンが亡くなって3年位はテレビもラジオ局も頻繁にジョンの特集番組を放送していた。
しかし、熱も冷めてしまって近年は”この日”を特別に取り上げなくなった。


僕はビートルズで音楽に目覚めた。
ジョンは初めてに好きになった大切なミュージシャンである。

僕はジョンが亡くなった日から、毎年”この日”はじっくりとジョンのアルバムを聴いてきた。


ただ、3年前の”この日”、一日だけジョンを聴けなかった日がある。

 

 

僕の親父は、入院中に突然病状が急変して亡くなってしまった。

驚いた事と、あまりにも慌しかったせいか、その日のことをはっきり憶えてない。

しかし、”この日”一瞬だけ時間が空いた時のことを憶えている。


突然の事だった為、頭の中が真っ白になり病室で”ボー”っとしていた時のこと。

病室の壁に吊るした小さなカレンダーがエアコンの風でゆらゆら揺れていた。


そのカレンダーを見て「ジョンレノンと同じ日か・・・・・」と思った。


12月8日


決して忘れられない特別な日なのです。


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恐怖の館 [ROCK]

会社で借りているマンションがある。
借りている部屋に行こうとして8階のボタンを押した。

・・・・・・動かない。

もう一回8階ボタンを押してみる。
すると扉は閉まったが動かない。

”あれ~?”と思っていたら電気が消えて真っ黒になった。

”ひえ~~~!!!!!”

びびって、ボタン周辺を押しまくったら電気がついてエレベーターが動き始めた。

何や?このエレベーター・・・・・

んんん・・・

 

こっ!・・・こ、これは!

世の中を震撼させているはシ○ドラー社のエレベーターやんか!

ひえぇ~~~!

僕の頭の中ではSEX PISTOLSの"GOD SAVE THE QEEN"が鳴り響いていた。

無茶苦茶エレベーターのボタンを押した為、各階にエレベーターは止まる。

あああ~・・・、8階まで何とも長い時間が経ったようだった。

そして、無事?8階に到着。 ほっ!

ほっ!としている場合ではない。

帰りはどうするのだ!

今となっては僕の中で信用度ゼロのエレベーターを乗る気はない。

「しゃない!帰りは階段で帰ろう!」と心に決めたのだ!

と、いうことで帰りは非常階段を使った。

5階付近まで降りてきた時、

こっ!・・・こ、これは!

世の中を震撼させているはアスベストやんか!

ひえぇ~~~!

”通せんぼやんか!”

まさしく僕は道を閉ざされるような気分になってきた。

僕の頭の中ではSEX PISTOLSの"MY WAY"が鳴り響いていた。

息を止めて、一階まで階段を猛ダッシュをかました!(意味が無い!)

もう、かんべんして~な~!

他人事のように感じていたシ○ドラーとアスベスト。
まさか、このように身近にあろうとは、思ってもみなかった!

最近は普通に生活していても危険があふれている。
企業のモラルハザードにまつわる事件、事故が非常に多い。

「ひどい企業だ!」とマスコミは騒ぎ立てるが、次にもっと話題性が大きい事件があれば
すぐに乗り換えてしまう。

また、マスコミに踊らされる一般市民!

その場で騒いでも悪い事はすぐに忘れてしまう。

その為、企業は不祥事が起きても”時が全てを解決してくれる!”と世の中をなめきっている。

役員がテレビに出演して、頭を45度下げる姿は反省どころか、バカにしてるとしか見えない。

実際、なめられてもしょうがない。

牛肉偽装事件の雪印食品やニッポンハムなんか、一時スーパーから姿を消しただけで現在は
何事も無かったように売られている。

平和な国!にっぽん!

あと、2年後にはシ○ドラーエレベーターの一件も見事に忘れて、緊張感無くエレベーター
を乗っているだろう!

 

帰りにマンションロビーの掲示板に張り紙を見つけた。

 

こら~!エレベーター止まったやんか!

 

9月15日? おいおい!もう一ヶ月近くなるぞ!
いまだに結果報告が無いということは・・・・・・・・ゾ~~~!

 

 

70年代後半に政府、王室など権力や体制に反抗する歌詞と行動で労働者階級より絶大なる支持をうけたSEX PISTOLS。

最初、日本ではボロボロのシャツに安全ピンというファッションとして紹介されたようだ。

中学生の僕はそんなことは全く知らずにストレート&シンプルロックに夢中になった。
パンクロックもどきはたくさんあったが、僕はSEX PISTOLS以外はパンクとして認めてない。

勝手にしやがれ

勝手にしやがれ

  • アーティスト: Sex Pistols
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2005/07/06
  • メディア: CD

現在の日本では世の中の理不尽さを訴える若手は出てこないのか!


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OH ! 人事 [ROCK]

僕の部署にセクハラ相談窓口がある。
存在すら忘れていたこの窓口が初めて日の目?を見た。

2、3年前、労働局のきつそうな女性がやって来て会社の就業規則の監査を始めた。
監査の結果、セクハラ相談窓口と担当者が選任されてないということ。
ふ~ん、当社でセクハラねぇ?
労働局の女性の指導では「窓口担当は女性を選任しなさい!」との事。
ということで、窓口担当は我が人事部の”おもちゃ”「みゆち」に決定した。
みゆちは嫌がっていた。
「大丈夫!当社にセクハラされるコ、居てへんよ!」と言ったら
「それがセクハラですよ!」と注意されたのを思い出した。

火曜日、外出先から帰るとみゆちが僕の帰りを待ちかまえていた。
「ついにセクハラ窓口に相談が来ました!」完全にビビっているみゆち!

僕の頭の中に数人のオッサン達の顔が横切る。(オッサン達、失礼しました!)

蟹道楽 : 誰からの相談なの?
みゆち : 広島支店のMさんからです!
蟹道楽 : はぁ~? Mさん???(マニアっているんだなぁ~!シミジミ)
蟹道楽 : 相手は誰?
みゆち : 広島支店のY課長です。
蟹道楽 : えええっ?・・・・・はははっ!!!

Yは僕の同期で、たいへんに元気が良い。
「そうだったのか!Yはマニアやったんか~!」

Mさんは会社とYを訴えてもよいと言ってるらしい。
初めて直面したケースだし、Mさん本人に直接話しを聞く事にした。

みゆちと共に一路広島へ

広島へ行くことを伝えたらMさんは急きょ、有休をとっていた。
会社の近所の喫茶店でMさんの話を聞いた。
Mさんと初対面のみゆちは「あの人がY課長のストライクゾーン?」と言った。
(ほんと失礼なやつ!w)

申告内容は
Y課長は言葉と視覚的にセクハラをしてくるとのこと。

MさんはYに下記のような事を言われ辛いという。

①頼んだ書類をもっと迅速に!  (だから、ブタになるのだ!と言わんとしている)
②座ってばかりないで手伝え!  (だから、ブタになるのだ!と言わんとしている)
③お客さんの対応は迅速に!     (だから、ブタになるのだ!と言わんとしている)
④机でジュースを飲むな!         (だから、ブタになるのだ!と言わんとしている)
⑤Rさん(同僚)はナイスバディ!  (Mさんはブタだ!と言わんとしている)
⑥Y課長のPCや机の女性の写真が不愉快だ。(井上和香の水着の写真があった)
⑦Y課長は下品な雑誌を読んでいる。(これは多分、下品な雑誌と推測される)
その他、理由にもならない事をぐだぐだ・・・・・
そして一番傑作だったのが
⑧最近Y課長にちらちら、見つめられるのが気持ち悪い。

あまりのアホらしさで疲れてきた。
何しに広島まで来たのだろう?と思っていた時、みゆちが突然にキレた。

「Mさんって自意識過剰ですよ!こんな事で訴えるなら、私なんか1,000万位もらえますよ!」
「それともY課長に文句があるなら、こんな陰険なやり方でなく正々堂々と言うべきですよ!」
Mさんは一瞬、顔を真っ赤にして顔を強張らせた。
しかし同じ女性でしかも、かなり年下のみゆちに言われたせいかそれ以上何も言わなくなった。
会話も無くなり僕は「言い足らない事があれば連絡下さい。」と言ってMさんと別れた。

広島支店内の女性何人かにそれとなく話を聞いてみた。
Yの事を聞いてみたが顔と口の悪さ以外は別に悪い噂はない。
逆にMさんについての批判が出るわ、出るわ!(昔から噂は聞いていたけど)
ややこしくなってもマズイのであえてYには何も言わなかった。

たぶんMさんもここまで事が大きくなるとは思っていなかったのだろう。
支店長の話では「Yを困らせてやるつもりが、迷惑を掛けた」とMさんが話したという。

この度はMさんに振り回されたが、Mさんが一方的に悪い訳ではないと思う。
Mさんが、ひねくれたのも会社や人間関係などの不満や不信感が積もった結果だろう。
また、この件でターゲットになったYにかなりの原因があったに違いない。

人事部の仕事は社員のモチベーションを高め、十分に能力を発揮できる職場環境を
作り出す事なのだが、僕らは本質的なことが全く出来ていなかった。
凹んでいる仲間がいればケアしなけれはいけない。

今回の出張はいろいろと考えさせられた。

「私なんか1,000万位もらえますよ!」とみゆちが言った事が気になっていた。
そんなに”不愉快な思いをしていたの?”と尋ねてみた。
「どーせ、私は人事部の”おもちゃ”ですからね!」とみゆちは笑っていた。

みゆちは訴えを取り下げる代わりに広島風お好み焼きを請求してきた。
広島はよく知らないので駅ビルにある某有名店でお好み焼きを食べた。

「え~、お好み焼きが何でこんなに高いの~!ボッタクリや!」とみゆちは怒っていた。

しかし、”デラックスそば玉子入り¥1,500”を注文していた。
おいおい、店で一番高いぞ!そのうえ、生ビールまで注文しているではないか!

帰りの新幹線・・・みゆち爆睡!・・・キミ、キミ!おっさんやんか!親が泣くよ!

まっ、今日はお仕事頑張りましたね!

 

この件について何~にも知らなかった”幸せなY課長!”
本日、僕に電話を掛けてきた。
「おい、人事部!ワシ、笑い者になっとる!ワシがいつ、Mを見つめたんじゃ!」
泣きそうな声を出していた。

最近Yは腕時計を無くし、Mさんの斜め横にある時計で時間を確認していたらしい。

 

同期Yに贈る一曲!

見つめていたい BY   Police ポリス・ザ・シングルス~見つめていたい[+2]

 

ポリス・ザ・シングルス~見つめていたい[+2]

  • アーティスト: ポリス
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
  • 発売日: 1995/10/08
  • メディア: CD
  •  Police というより僕はアンディーサマーズのギターが好きだ!


 


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Long Hot Summer [ROCK]

スポーツジムで欠かせないもの。
ネットワークウォークマン!
飛んでも跳ねても、音飛び無し!
昔のモータードライブ方式のウォークマンでは考えられない。
気が付けばこのウォークマンという製品を使い始めてもう二十数年になる。
20~30代の人にとっては、ウォークマンは「当たり前の存在」の製品だろう。
しかし僕らの世代はウォークマンは「当たり前の存在」ではなかった
”音楽は家の中でオーディオで聴くもの!”という固定観念をウォークマンは打ち破った。
ウォークマンが出現した時の衝撃は凄かった。
”外で好きな時にいつでも音楽が聴ける!”


解りやすく言えば、携帯電話を初めて手にした時と同じである。
家や公衆電話しか電話が出来なかったものが、歩きながら電話が出来る!と同じ感覚。


高校生の時、何とか資金繰りをして初代ウォークマンを買った。

初代ウォークマン

 

通学の電車の中、休み時間、一分でも時間があればウォークマンを聴いていた。
一番音楽に飢えていた時期だったのだろう。
ウォークマンを何台買い換えたか憶えは無い。


しかし大学時代のオートリバースのウォークマンは忘れられない。

オートリバースウォークマン

 

このウォークマンは弁当箱のような大きさで重量もあった。
しかし、アルミ製のボディーは製品としての満足感が十分にあった。
現在のウォークマンのようにペラペラのプラスチック製と違い高級感があった。
重さも不愉快な重さではなく、満足できる重量感だった。


SONYは時代の流れを読み間違えてiPodに大きく市場を独占されてしまった。


しかし僕はウォークマンを選ぶ。
なぜなら・・・・・


iPod      = PCから派生したもの!
ウォークマン = オーディオから派生したもの!


音楽はオーディオで聴くものである!という僕の考えは変わらない。


このオートリバースウォークマンは一番よく使った。
大学時代、移動する時は必ず持って出かけた。
このウォークマンでよく聴いたもの。


Aztec Camera

High Land, Hard Rain

High Land, Hard Rain

  • アーティスト: Aztec Camera
  • 出版社/メーカー: Sire
  • 発売日: 1991/07/09
  • メディア: CD
Knife

Knife

  • アーティスト: Aztec Camera
  • 出版社/メーカー: Warner
  • 発売日: 1993/09
  • メディア: CD
 
 
僕の青春賛歌である。
これを聴けば今でも大学のあった白金台、バイト先の渋谷や浜松町、飲みに行った六本木の当時の風景が思い出される。
天才ロディーフレーム!この2枚の名盤で全ての才能を使い切った。
しかし、この2枚の名盤は今でもキラキラ輝いている。

 

The Styloe Council

Introducing the Style Council

Introducing the Style Council

  • アーティスト: The Style Council
  • 出版社/メーカー: Spectrum
  • 発売日: 2004/02/16
  • メディア: CD

一番ウォークマンでよく聴いたのはこのアルバムのLong Hot Summurかもしれない。
山手線の目黒駅から学校まで歩いていたのだが、真夏の目黒通りを歩くのは本当に暑かった。
ヘッドフォンをした耳は汗をかいた。
この曲を聴くとアスファルトの照り返しを受けた目黒通りの夏を思い出す。

今年の夏も長くて暑い夏(Long Hot Summer)だった。

 

 

追伸 : 若い方々は初代ウォークマンの大きさが解らないようなので現物の写真をアップします

右からウォークマン、携帯電話(一番小型のpremini)、MDです。

  

久しぶりに現物を持ってみると

めちゃくちゃ重かった! 

      

 
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カウンターパンチ! [ROCK]

ハリハリ鍋を知っていますか?

阪神高速空港線(池田線)走行中に撮った徳屋のハリハリ鍋の看板!(阪高上り方面より撮影)

ハリハリ鍋とは”クジラ鍋!”(クジラ肉と水菜が主体の鍋。美味い!)

僕が子供の時は魚屋さんのケースに赤黒いブロックの鯨肉が売られていた。

クジラのソティー、クジラのカツ、そしてハリハリ鍋・・・


僕はクジラが大好きだった。
また、クジラの缶詰も好きだった。

商用捕鯨全面禁止により気が付けばクジラは一般家庭の食卓から全く姿を消していた。

全面禁止の理由はというと、

”知能が高い動物を食べるのは残酷である!”

もっと要約すると、

「頭の良いクジラを食べるなんて可愛そうだ!」

そのような理屈なら「牛やブタは頭が悪くて可愛く無いのだろうか?」

知能の高低で殺してよいもの、そうでないものを決めているという事になる。

もっと飛躍すれば食って食われての自然の生態系を無視することにもなる。

何故か日本は諸外国のこの様な屁理屈な命令に従う。

しかしくじらに対する食文化は関東に比べて関西のほうが強いようだ。

そこで阪神高速空港線に設置されたこの巨大な看板!(阪高下り方面より撮影)

関西国際空港が出来るまでは伊丹空港は国際線を兼ねていた。


外国人が大阪に降り立って大阪の中心部に行くときは必ず走るこの道路!


大阪に来て一発目、この巨大看板で屁理屈をいう外国人にカウンターパンチ!


しかし、残念なことに現在は伊丹空港は国内線のみである。


そこで、ハリハリ鍋の徳屋さんに提案!

関空の滑走路にハリハリ鍋の看板を100枚くらい設置して欲しい!

 

 

さて今回はクジラ(捕鯨)に関する音楽!

あるんですよ!
数ある好きなROCKバンドの中でもZEP、ストーンズと共に思い入れの強いバンドYes!

トーマト

トーマト

  • アーティスト: イエス
  • 出版社/メーカー: イーストウエスト・ジャパン
  • 発売日: 2001/06/20
  • メディア: CD

このトーマトというアルバムに反捕鯨を歌った曲がある。
2曲目の「Don't Kill The Whale」
日本タイトル「クジラに愛を」
さすがに直訳は出来なかったんやろな!

 

 

現在、流通している鯨は調査捕鯨用で捕獲した鯨のみらしい。

ホントだろうか???

これだけ多くのハリハリ鍋屋があり、黒門市場やたまにはデパートでも鯨肉が手に入る。

今年の冬に十三の小料理屋で食べたハリハリ鍋はウソかホントか、和歌山で密漁したクジラだと言ってた。



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美への果てしなき挑戦! [ROCK]

ここ何年か週末はジム通い。
事務職で運動量がゼロにも関わらず飲んで飲んで食っての毎日。
ウエストが成長しない訳が無い。

毎年この時期はトレーニングルームに入りにくい。

なぜなら、
見渡す限り、お姉ちゃん、お姉ちゃん、お姉ちゃん!

トレーニングルームが女性で占拠されている。

ナイスバディーを目指す美への果てしなき挑戦!

特に5月位から今頃がピークを迎える。

トレーニングルームのドアを開けた瞬間、ムワッ~と女性特有の化粧品のような香り。
そして「おっさんが何しに入ってくんねん!」といった冷たい視線。

このダブル攻撃が最初の関所である。

同世代のおっさんでも豊川悦司や上川達也ならハート目の歓迎なんやろな・・・(涙)

今日は仕事が早く終わったのでジムに寄ったが、すでにバイクなどの人気マシンは全て占領されている。

控えめに隅にあるランニングマシンで30分のジョギング。

ジョギングしながらつい鏡越しに観察してしまう。

んんん・・何か水着のような凄い格好をしたお姉ちゃんの団体がいる。
き、きわどい!恥ずかしくないのか?

あちゃー・・・、その中に凄く勘違いしているお姉ちゃんもいる。
はぁ~・・・カンベンしてや・・・何だかこちらが悲しくなる。

そうしている内に”勘違い姉ちゃん”が鏡越しに「何見てんのよ!」と言わんばかりにキッとにらんできた。

「見てへん、見てへん!。僕が見てるのは君の隣の人や!」「それから、君はもう手遅れや!」と
思いっきり言ってやりたい!

しかし、この状況ではそういう訳にもいかないのがくやしい。

つくづく男は小心者という事を感じる。

大勢の女性のなかで男が一人だと何だか落ち着かない。

逆に大勢の男の中に女性が一人でも女性は堂々としている。

以前、白馬47スキー場のトイレでの話。

どこでも、スキー場の女子用トイレは長蛇の列をなしている。

トイレで(もちろん男子トイレ)ほっ!と無防備な状況の時、いきなり7~8名のうら若き女性が「男の方は空いてるわよ!」とドカドカ入って来た。

突然の出来事に無防備な状況の男の園は騒然となった。

もし、逆のことを男がやったら・・・間違いなく、袋叩き&通報だろう。

誤解がないように言いますが、ここにご訪問くださっている女性の方々は、おしとやかな淑女の方だと断言いたします。

毎年、梅雨が明ける頃にはジムの女性の数は半減してしまう。

半分以上の「来年に賭ける派」の方々が来なくなりジムにも平和が訪れる。

※どのような状況か写真をアップしたかったのですが、写真を撮る勇気がありませんでした。
 ・・・袋叩き&通報はイヤですから。

僕のジョギングのお供CDをいくつか紹介。
いつもジムではネットワークウォークマンを聴きながら頑張ってます。

ベアトラックさんも愛聴盤!
スプリングスティーンを聴けば元気になります。
こんなにも気合の入ったLIVEアルバムは他にありません!

THE”LIVE”1975-1985(紙ジャケット仕様)

THE”LIVE”1975-1985(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: ブルース・スプリングスティーン
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2005/07/20
  • メディア: CD

ミシェル・ブランチのボーカルが魅力的!
最近のサンタナの名曲The Game of LOVE。
何年かに一度サンタナは際立った名曲を演る。

シャーマン

シャーマン

  • アーティスト: サンタナ, トニー・リンゼイ, アンディ・バルガス, ミュージック, ミシェル・ブランチ, シール, メイシー・グレイ
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2002/11/06
  • メディア: CD

何年経っても愛聴盤のクラークデュークプロジェクトのファーストアルバム。
ジョギングにはもってこい!
これも永遠の名曲 SWEET BABY!

クラーク・デューク・プロジェクト

クラーク・デューク・プロジェクト

  • アーティスト: スタンリー・クラーク&ジョージ・デューク, スタンリー・クラーク, ジョージ・デューク, ジョン・ロビンソン, ゲイリー・フォスター
  • 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1999/07/23
  • メディア: CD

・・・でもギャルが半減したら、やっぱ寂しいかな・・・・・・・


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